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プロフィール

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名前:篠崎大司(1971年生まれ)
出身:愛媛県
性別:男
職業:日本語教師(別府大学准教授)
ウェブサイトURL:http://www.kanjifumi.jp
一言:日本語教師というのは、本当におもしろくてやりがいのある仕事だと思います。

上達したいと思ったら、まず始めること!

 最近、こんな本を読みました。


 『上達の法則―効率のよい努力を科学する』714円


 この本は、どうすれば効率よく上達するのか、上達する人とそうでない人はどう違うのかについて、心理学の観点から分かりやすく解説した本です。


 心理学とはいっても、小難しい理論はほとんどありません。身近な事例から上達のツボを解いているので、予備知識なしで読むことができます。


 筆者の岡本先生はこう述べます(p.44)。

 「当たりまえのことだが、上達したいと思ったら、まず始めることである。「どうやったら上達するか」をはじめから考えすぎていたら、いつになっても着手できない。やり方がわからないという人は、じつは、やり方がわからないのではなく、それで上達したいという気持ちがまだ高まっていない人である。」


 私はこの件にすごく共感できます。


 例えば、私は大学で先生方と連絡を取る手段として、よくメールを使います。(メールって、本当に便利です。)


 ところが、先生方の中にはメールを使えない方がいる。いや、正確に言うとメールを頑として使わない。


 「すみません。私、パソコンとか使わないんで……。」

 「いや、先生、メールを使うとこれこれこんなに便利で、連絡もスムーズに取れるんです。ぜひ、アドレスを取得してください。」

 「いやー、どうやったらいいか分からないし、手書きも味があっていいものですよ……。」


……どうしてそこまで頑として拒むのか。つくづくもったいない。


 なぜもったいないと思うかというと、将来上達するかどうかはともかく、新しいことに手をつけてみることで、予想外に様々な知識やスキルが得られるからです。


 例えば、今まで見えなかったことが見えてくる。

 「こんなこともできるのか。」と感動したり視野が広がったりする。

 難しいと思っていたことも、実際やってみると「な〜んだ。簡単じゃないか。」と拍子抜けすることも。


 「始めない。」ということは、それだけで様々な可能性を自ら断ち切っていることになるわけです。





 そういえば、「学ぶ必要性があり学ぶ手段も明らかなのにあえて学ばないのは、社会に対する傲慢以外の何ものでもない。」と、何かの本で読んだことがあります。(この言葉にもひどく共感できます。)


 つまりはこれは、社会が日々進歩発展しているにもかかわらず、「今の自分の技量で十分世の中渡っていけるさ。」という上から目線の裏返しに他ならないということ。


 ナメてるんですね。世の中を。


 私だったら、そんな状態で学生に「もっと勉強しろ!」なんて、恥ずかしくてとても言えません。


 ところで、私は今複数のサイトやブログ、メルマガを運営しています。


 クオリティもアクセスもまだまだですし、コンテンツ作成に関する技術についても目下勉強中といったところです。


 ですが、少なくともサイトのページの作り方やブログ、メルマガの立ち上げ方、更新の仕方など、最低限のことはわかるようになりました。


 そればかりか、日本語教育とは直接関係のないITの世界に踏み入れることで「こんな世界もあるのか。日頃の活動とはスケールが全然違う。」と驚くことしきりです。


 初めてサイトを立ち上げた3年前は、「HTMLタグ」という言葉すら知りませんでした。


 ブログやメルマガなど、自分とは縁のない世界だと思っていました。


 ですが、そう思っていた数週間後に思い立ってやってみたら、「えっ、こんなんでできる?」と拍子抜けするほど、あっさりできてしまった。


 もちろん、今までいろいろな方に聞き回っては教えを請いましたし、失敗もたくさんしました(これは今も続いています。)


 ですが、もし3年前に「やっぱりめんどくさい」と思って何もしなかったら、間違いなく今のように活動を広げることはできなかっただろうし、皆さんとの出会いもなかったと思います。


 「まず始めること。」当たり前のようでいて、含蓄のある言葉だと思います。


 皆さんは、何か始めることに躊躇っていること、ありますか?


 本当に勉強になる本です。


 『上達の法則―効率のよい努力を科学する』714円

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世界の日本人ジョーク集(つづき)

 今日は、予定を変更して昨日の続きです。


 昨日は早朝下の本を読みました。あまりに面白かったので一気に読めてしまいました。


 早坂隆『世界の日本人ジョーク集』中公新書ラクレ 798円


 学生の反応を見たかった私は、その日の授業(中級レベル)で早速披露しました。披露したのはp.99の「神様の前で」の箇所です。以下がその時の様子です。


 ◇   ◇   ◇

T:それでは、1つ紹介します。


 ある時、神様の前に各国の人々が集められた。神様が聞いた。
 「あなたはお金で幸福が買えると思いますか?もしも買えるというのなら、あなたは買いますか?」

 フランス人はこう言った。
 「私はワインとチーズさえあれば幸福です。それ以上は望みません。」

 イタリア人はこう言った。
 「私はサッカーとパスタさえあれば幸福です。それ以上は望みません。」

 日本人はこう言った。
 「買えるのならもちろん買いますよ。あと、____をお願いします。


 さて、ここで問題。____には、何が入るでしょう?

S1:領収書!

T:正解! 

S全:(大爆笑。あちこちから「そう、そう。」というSの声。)

T:早かったですねえ。すぐわかりましたか?

S1:ほんとにもう、いつでも日本人は、な〜んでも領収書!

S全:(大爆笑)


 ◇   ◇   ◇

 正に即答でした。しかも、社会経験豊富な学生の実感こもった回答だったので、教室はしばらく笑いの渦と化しました。


 「日本人−領収書」というのは、外国人にとってかなりインパクトのあるイメージのようです。


 学生の持っている対日イメージを垣間見ることができて、私にとってもいい経験になりました。


 また、どっかのクラスで使おーっと。


 早坂隆『世界の日本人ジョーク集』中公新書ラクレ 798円


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稼ぎたいのなら東京へ行け。死にたいのなら○○へ行け。

 今日読んだ本。


 早坂隆『世界の日本人ジョーク集』中公新書ラクレ 798円


 この本は、世界で親しまれている「日本、日本人をネタにしたジョーク」を、筆者の解説や各地のエピソードを交えて紹介したもの。


 私も、早朝一人で読みながらゲラゲラ笑ってしまいました。


 例えば…、


 ◇   ◇   ◇


 学びたいのならロンドンへ行け。
 食べたいのならパリへ行け。
 着たいのならミラノへ行け。
 聴きたいのならウィーンへ行け。
 踊りたいのならリオデジャネイロへ行け。
 稼ぎたいのなら東京へ行け。
 死にたいのならバグダッドへ行け。


 ◇   ◇   ◇

 行きたくないなあ、バグダッド。


 異文化コミュニケーションの専門書などを読んでいると、ステレオタイプの項目でよくこの手の話が出てきて、「人間は、真実とは異なる勝手なイメージで相手を見てしまう。」のような堅苦しいことが書かれていたりするわけですが、私には、むしろある種の真実がものすごくはっきり示されている気がしてなりません。





 もう一つ。


 ◇   ◇   ◇

 各国のベストセラー
 アメリカ……新約聖書
 イスラエル……旧約聖書
 イスラム諸国……コーラン
 日本……マンガ
 中国……毛沢東語録

 〈結論〉世界で読まれているのはファンタジーばかりである。

 ◇   ◇   ◇

 そっか。世界はここでつながってるんだ。


 やっぱり、みんな現実から目を背けたいということなんでしょうか。


 「日本=マンガ」はやはりというか、世界でもすっかり定着しているようですね。


 それにしても、毛沢東語録って、ファンタジーだったんだ……。

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教師は、問答のプロフェッショナルであるべき

 木曜日のメルマガで、こんなことを書きました。


 「学生から質問される前にあなたが学生に質問する。学生から質問されたら、その質問を他の学生に投げかける。そして、学生に考えさせ、答を引き出させ、理解を深めさせる。それが授業なんですよ。」


 これは私が常々考えていることで、学生に言いながらも実は自分自身に言い聞かせていることでもあります。


 しかし、これがなかなか難しい。私自身、理想には程遠いと反省することしきりです。


 そんなことを考えていると、たまたま昨日読んだ本に同じようなことが書いてありました。


 その本は、


 『顧客と語らえ! クイジング入門』


 以下が引用です。

◇   ◇   ◇

 教師は、問答のプロフェッショナルであるべきです。


 単に難易度の高い問題を投げかけるだけでは、生徒はやる気を失います。かといって、難易度の低い問題を投げかけるだけでは、生徒は怠惰と増長を覚えます。


 そのためには、生と一人一人の特性を見つめてあげる必要があります。その生徒はどのような場合にどのような質問をすると最も意欲的に問答をしてくれるのか、どのような問いかけをするとやる気を引き出したり感情を高めたりできるのかを把握しなければなりません。


 先生も生徒も問答力を持つことが、単に教えるだけではなく、”教え育む”という字の通りの「教育」となるのではないでしょうか。


◇   ◇   ◇


 著者弘中勝氏の仕事は企業コンサルタントで、この本もそういった内容なのですが、塾講師4年の経験の持ち主でもあります。


 来週から、ちょっと意識して授業をしたいと思います。

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続けられないのは「意志の弱さ」ではなく「技術力」

【この本、おもしろい】


 いま、こんな本を読んでいます。




 私の研究室には数ページしか書いていない日記帳があります。

 私の家には、ガラクタと化した素振り用竹刀があります。

 私の本棚には目標を見失った漢検や英会話のテキストがあります。


 すべては過去の遺物であり、目を背けたい意志の弱い自分です。


 しかもこの本を買ったり理由が、学生にしっかり勉強させたいから。


 まったく自分勝手もはなはだしい……って、私だけ?。


 この本は、続けるための技術を、行動科学の見地から分かりやすくかつ懇切丁寧に解説しています。


 ただし、あくまでも「続ける技術」に特化したノウハウ本。自己実現のために何を続けるべきかについては一切述べられていません。


 筆者である石田淳氏は、国内で唯一のADI行動科学マネジメント資格保持者。


 5年間で直営学習塾90教室を開講。たった5年で10倍という驚異的数字をたたき出す、まさに伝説の教育者です。もちろんその指導力も折り紙つき。


 本書で氏は「物事が長続きすることやすぐに挫折してしまうこととあなたの「意志」とは、何の関係もありません。」と断言しています。


 私ははじめ「そんな馬鹿な!やっぱり物事を成し遂げるには確固とした強い意志が絶対必要だ!」と、ちょっと懐疑的でしたが、氏の平易でかつ論理的な解説を読み進めるうちに、「確かにそうかも。」と納得しました。


 私自身、結構続いている習慣を振り返ってみると、確かに本書の理論に少なからず適っているのです。


 そのノウハウをもっと意識的に他の事にも応用すれば、目標達成度も上がるだろうし、何より自分自身に自信がつくと思います。


 しかもこの本、一気に読みきれるぐらいの量。(途中で挫折することはないでしょう。)


 それで「続ける技術」が永続的に身につくのだから、かなりお得だと思います。


 アマゾンでもかなり高い評価を得ているようですね。


 今まで何をやっても続かなかった方。そんな自分に嫌気がさしていた方。是非一読をおすすめします。


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男は水星から、女は金星からやってきた。

30日のブログで、『あっ、買っちゃった。』を紹介しました。

それで、くわずいもさんからコメントをいただいたのです(感謝)が、それで思い出したおもしろい話があるので、紹介します。


この話は、確か異文化コミュニケーション関係の本に載っていたと思います。

◇ ◇ ◇

ある若いカップルがいました。今日は彼女の誕生日なので「服を買ってあげよう。」と、彼氏は彼女をつれてブティックへ行きました。


彼女は大好きな彼からのプレゼントなのでとても嬉しくて、店内でどの服にしようかあれこれ迷って、なんとか2つにまで絞り込んだのですが、そこからどうしても決め切れないでいました。


「赤い服にしようかしら、それとも青い服にしようかしら。」


そこで彼女は、彼氏にどっちの服が自分により似合うか聞いてみました。

◇ ◇ ◇

実は、この話をある日本語教師養成講座の中で話したことがあって、受講生の方(男性60代)に、「○○さんなら、こんな時なんと言いますか。」と聞いたところ、

「どっちでもいいよ。」

ビンゴです。まさに典型的な男性思考の答えです。(ちなみに私は、この答えにはひどく共感できます。)


その本の中でも、彼氏は同じことを言います。しかし、女性からすればこれほどムカつく言葉はないそうです。さて、物語の結末は…。

◇ ◇ ◇

結局2人は店内でけんかになり、その日で100年の恋も冷めましたとさ。

◇ ◇ ◇

このブログをお読みの男性の方、どうして彼女が怒ったかわかりますか?
女性の方、どうして彼氏があんなことを言ったかわかりますか?


ある心理学者の言葉に、「男性は水星から来た。女性は金星から来た。」というのがあるそうです。


男と女って、かくも違うものなんですね。

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あっ、買っちゃった。

今読んでいる本。かなりおもしろいです。

タイトルは



思わず買ってしまう女性の購買心理を解いた本なのですが、男の私からすると、まさに”目からうろこ”です。


曰く、
===============
「あっ、買っちゃった。」
「つい、買ってしまった。」

 誰もが同じような経験をしたことがあると思います。それは、ふと目に飛び込んできたモノに何ともいえない不思議な魅力を感じたからにほかなりません。
===============

ふ〜む、確かに。

===============
 しかも、こうした現象は男性よりも女性のほうが圧倒的に多く、その多くの女性たちは、「あっ、買っちゃった。」「つい、買ってしまった。」とつぶやいています。
===============

そうなんだ。

===============
女性は買ってしまったり、一目惚れしたり、トキメいたりして買い物をしているのであり、理性的に買い物をしているわけではない。
===============

なるほど!

===============
男前豆腐。
う〜ん、名前を聞いただけで興奮する。
===============

ははは。ほんまかいな。でも、これが男版ならさしずめ「お色気パスタ」ってところか。そそられるかも。いやいや、ははは。


日本語教師をやってると、職業柄、言葉を学生に説明しやすいように分析したり加工したりする変な癖がついて、気がついたら扱ってる言葉が妙に無機質なものに感じて、「これはいかん。」と反省したりすることがあります。


そんな私には、「男前」が女性の心をくすぐる響きを持っているというのは、ちょっと新鮮でした。


まだ読みはじめですが、これからが楽しみです。


「男前」かあ。……「男前」ねえ。

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上達したいと思ったら、まず始めること!


世界の日本人ジョーク集(つづき)

 今日は、予定を変更して昨日の続きです。  昨日は早朝下の本を読みました。あまりに面白..
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稼ぎたいのなら東京へ行け。死にたいのなら○○へ行け。


教師は、問答のプロフェッショナルであるべき

 木曜日のメルマガで、こんなことを書きました。


 「学生から質問される前にあなたが学生に質..
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続けられないのは「意志の弱さ」ではなく「技術力」

【この本、おもしろい】


 いま、こんな本を読んでいます。

「続ける」技術by Seesaaショッピ..
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男は水星から、女は金星からやってきた。

30日のブログで、『あっ、買っちゃった。』を紹介しました。

それで、くわずいもさんからコメント..
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あっ、買っちゃった。

今読んでいる本。かなりおもしろいです。

タイトルはあっ、買っちゃった。 一瞬でお客に反応させる快感マーケティングby Seesaaショッピングあっ、買っちゃ..
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