篠研の日本語教育能力検定試験対策

だから日本語教師はやめられない
アルク『用語集』著者が贈
る検定試験対策通信講座

 教育歴17年のプロが、圧倒的低価格で、徹底的に講義します。
今年こそ、検定試験に合格しませんか。
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プロフィール

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名前:篠崎大司(1971年生まれ)
出身:愛媛県
性別:男
職業:日本語教師(別府大学准教授)
ウェブサイトURL:http://www.kanjifumi.jp
一言:日本語教師というのは、本当におもしろくてやりがいのある仕事だと思います。

【本ブログをご覧の皆様へ】

こんにちは、篠崎です。
さて、これまでメルマガの記事を本ブログにアップしてきましたが、
「必要な情報を必要な方にお届けする」というポリシーを徹底するため、
本ブログにはあげないことにいたしました。

引き続き、メルマガの記事をご覧になりたいという方は、下記サイトから
ご登録ください。

篠研の“日々成長する教師”(無料メールマガジン)
http://www.kanjifumi.jp/kyoshiyosei/seicho.html

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【在留外国人統計データに目を通す。】

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今日のニュースフラッシュでも厚生労働省の
外国人雇用状況調査をご紹介しましたが、


「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成25年10月末現在)
 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000036114.html


少子高齢化による労働人材不足を外国人人材で補おうという
動きが、さまざまな業界で出てきています。

外国人技能実習生制度の見直しも基本的には同じ発想ですね。


外国人労働者が増えるということは、その家族である
配偶者や外国人児童生徒も増えるということを意味します。


皆さんが想像する日本語学習者といえば、
大学や日本語学校に在籍する留学生が真っ先に
浮かぶと思いますが、

(ちなみに、先日日振教から平成25年度日本語教育
 機関実態調査(平成25年7月1日現在)が出ましたね。

 詳しくはこちら
 http://www.nisshinkyo.org/news/detail.php?id=893&f=news


留学生に限らず、さまざまな社会的立場の外国人の方が
日本国内で増えています。

少なくとも2020年までは、政府の強力な後押しもあって
順調に増加していくのではないかと思います。


そして、その数が増え、ある程度の市場規模になると、
そこにビジネスの生まれる余地が出てきます。

例えば、私は国内の外国人向けに日本語能力試験N1対策
のeラーニングサービスを提供していますが、


篠研の上級日本語『文法』『聴解』
http://www.sinoken-nihongo.com/


国内の外国人数が増加すれば、それだけ需要の生まれる
余地が出てくるわけです。


学習者の多様化は、もう20年以上前からいわれていることですが、
かつてはビジネスが成り立つの十分な市場規模ではありませんでした。

しかし、ここ数年でそれも徐々に変わりつつありますし、
今後は、その変化がさらに加速されて行くと予想されます。


将来、日本語教育でビジネスを展開しようという方も、
どこかの教育機関で日本語を教えようと考えている方も、

在留外国人統計データに目を通すということは、
国内学習者数の現状や今後の動向を知る上で、
とても大切なことではないかなと思います。

もちろん、検定試験対策にもなりますしね(^_^)


     ……今は個人でも簡単にビジネスができますしね。

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【無料メルマガ「篠研の“日々成長する教師”」登録受付開始のご案内】

さて、この度、無料弊メルマガ

「篠研の“日々成長する教師”」

の登録受付を開始いたしましたので、ご案内いたします。

こちらです。

篠研の“日々成長する教師”
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1996年から日本語学校(専任、非常勤)・大学で
行なってきた日本語教育・教員養成の経験をもとに、
日本語教師として日々成長するためのヒントをお届けします。

初回配信は、2月11日です。

よろしかったら、ご登録ください。

今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

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【セミナー「一斉授業からICTを活用した反転授業へ」に
                   参加申し込みをする。】

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先日、申し込み開始と同時に下記セミナーに
申し込みました。


大学eラーニング協議会合同フォーラム2013
「一斉授業からICTを活用した反転授業へ」
http://www.uela.org/


日本語教育に限らず、これから教育全体に
ICTの流れが来るのは間違いありません。

ICTを効果的に取り入れることによって、
より効果的かつ魅力的な教育を実現することが
できるからです。


ですが、導入するには課題もあります。

1.学習環境(ICTインフラ)をどう整備するか。
2.学習コンテンツをどう構築するか。
3.ICTが使える教師をどう育成するか。


1は、タブレットもネットワークもずいぶん安く
なってきているので、お金があれば何とかなります。

3は研修会やセミナーを頻繁に実施することで
何とかなります。


問題は2。

コンテンツがなければ、eラーニングも反転授業も
基本的には成立しません。

そして、この部分こそ現場教師のノウハウが最も
必要とされる部分です。

しかしながら、これはかなり手間のかかる作業で、
日常業務とどう両立するか、非常に難しいと思います。

このあたりをどう克服できるか、しっかり聞いて
来ようと思います。


申し込みフォームを見ると分かりますが、
大学関係者だけでなく、誰でも参加できます。

しかも、参加費無料(^O^)/。

皆さんも、いかがでしょうか。


               ……いまから楽しみです^^。

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【無料メルマガ「篠研の“日々成長する教師”」
              2月11日(火)スタート!】

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先日よりご案内している、本メルマガ姉妹版無料メルマガ
「篠研の“日々成長する教師”」の初回配信日程が決まりました。

2月11日(火)です。

基本的な内容としては、有料版メルマガ
「篠研の日本語教育能力試験対策」
の講義資料を抜いた部分とお考えいただけるといいと思います。

登録用サイトの準備もできました。

遅くとも来週月曜日にはアップします。
(アップされましたら、改めてご案内しますね。)


無料版と有料版を併用すれば、
毎日私からメルマガが届くことになります。

日本語教師として成長するヒントを毎日お届けします。


私自身も、ネタを仕込むためには毎日何がしかの学びを
自らに課さなければなりません。

「このメルマガを通じて毎日0.1%ずつ成長できれば。」

そんなふうに考えています。


そういえば、vol.824ではこんなことを書きました。


======ここから==================

0.1%だからといって侮ってはいけません。

現在の自分を1とすると、1日で1.001の成長です。

そうすると、

1か月で、1.001の30乗≒1.0304
6か月で、1.001の180乗≒1.1971
 1年で、1.001の365乗≒1.4402
 10年で、1.001の3650乗≒38.4046


1日にすれば、0.1%と実感することさえ
難しいくらいのわずかな成長でも、

それを実践し続け、成長を実感し続ければ、

1年後には、1年前の自分より1.5倍近く
成長した自分を実感し、

10年後には、10年前の自分より38倍以上成長した
自分を実感することができるわけです。

======ここまで==================


今回の無料メルマガ配信もそうですが、
やはり勇気を持って行動に移さないと、
目に見える成長はないというのが、
私の実感です。

皆さんも、やろうと思って滞っていることはありませんか。

思い切って行動に移してみる。

意外とすんなりできるかもしれません。


           ……「学び⇒行動」サイクルを回せ。

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【仕事の時間帯をかえてみる。】

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もうお気づきの方も多いと思いますが、
1月17日配信分より、本メルマガを午前中配信に
変更しました。


それまでは、仕事が終わって自宅に帰り、
期限ギリギリに配信していたのですが、

ギリギリゆえに皆様のお手元に届くころには
すっかり日付も変わってしまって、

「だったら、月水金ではなく火木土配信という
 ことにすれば。」

といったご指摘もいただいていました。


「それではいかん!」ということで、
出勤を1時間早め(なかなか徹底できていませんが。)
メルマガ執筆・配信を午前中に行なうようにしました。


お陰様で、精神的にもゆとりを持って配信できるとともに、
(仕事を朝にもってくると、集中力も高まりますね。)

夜はまるっと時間が空いたので、その時間を利用して、
積読になっていた本を片っ端から読んでいます。

もちろん、その分夜は早めに寝るようにしています。


皆さんも、授業の準備や検定試験対策の勉強など、
決まった時間にしている方も多いと思います。

ですが、「いまいち効率が上がらないな。」と
感じていらっしゃるのであれば、

一度その時間帯を大きく変えてみるといいかもしれません。
効率が一気にあがる可能性があります。
(単なる初期効果でも、上がればしめたもの^^)

個人的には、朝がお勧めです。


お試しください。
               ……あとは寝坊しないように。

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【アンケートを通じて自分の強みを知る。そして強みを伸ばす。】

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先日、本メルマガを紹介しているサイトページに
アンケートのお答えいただいたT.M.様のコメントを
追加掲載させていただきました。

「購読者の声をお聞きください」のコーナーです。
(T.M.様、ありがとうございます!)


日本語教師篠崎大司研究室>
http://www.kanjifumi.jp/kyoshiyosei/nafl.htm
   

T.M.様のコメントにもありますが、
先月実施したアンケート結果から、

「初学者にとっても内容が分かりやすい。」

というのが、本メルマガの大きな強みであるということが
改めてよくわかりました。


もちろん、読者の方にわかりやすく書くよう
気をつけているつもりではありますが、

読者の方がどう受け取っているかというのは、また別の問題。

やっぱりアンケートを取ってみないと分からないですね。
(やってよかったです。)


また、「講義資料が多すぎる!」というご意見をいただく
のではないかと、ちょっと心配していましたが、
そういう意見は全くなく、むしろ、

「多くもなく、少なくもなく、ちょうどいい分量。」

というご意見もいただきました。


今はいろいろな教育機関で受講生による授業評価アンケート
を実施していると思います。
(もしやっていないのなら、ぜひやってみてください。)


中にはかなり手厳しい意見をいただくこともありますが、
その時は、グッと気持ちを押さえて冷静に結果を見てみる。

そうすると、今まで気がつかなかった自分の授業の強み
というものが見えてきます。

強みが見えたら、今度はそこを徹底的に伸ばす。
逆に弱みは弱みとして受け入れる。

例えば、本メルマガであれば

「本メルマガの講義資料は、スライド枚数2,500枚と膨大です。
 しかし、講義内容は初学者でもわかりやすく、
 また、出題範囲を完全に網羅しています。
 学習すれば、必ず実力がつきます。」

といった感じ。

受講生のニーズに合った個性的な授業がデザインできると思います。


              ……「弱みも公表する。」がミソかな。

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【情報提供を強化する。―無料メルマガ復活計画。】

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さて、前回から本メルマガ新体制化に向けた、
3つの準備についてお話しています。

3つの準備とは以下の通りです。

1.コラム名称の変更
2.無料メルマガ復活
3.完全独自配信化

今回は、「2.無料メルマガ復活」について。」

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
私は、本メルマガと並行して2013年3月27日まで
無料メルマガ「日本語教師篠崎大司研究室」
を配信していました。

その後、有料メルマガを週3配信にするということで
いままで休刊していました。

講義資料の作成に専念したかったというのが
一番の理由です。

ですが、講義資料の作成も、おかげさまであと5記事と
先が見えてきましたので、無料メルマガの復活を
決意した次第です。

メルマガのタイトルは「篠研の“日々成長する教師”」
配信頻度は、火・木・土の週3回。

つまり、無料版と有料版を併読すると、
毎日メルマガが届くことになります。

メルマガを通じて、17年間の日本語教師生活で
私なりに培ってきた教師として成長するための
知識・スキル・ノウハウを余すことなくご提供
していきたいと思います。

以前のメルマガは「まぐまぐ」からの配信でしたが、
このメルマガは、「まぐまぐ」を介さず、
独自配信で行ないます。

なので、これから私のサイト上に登録ページを
作成する必要があります。

来月初めにはスタートしたいなぁと考えています。

準備ができましたら、順次ご案内いたしますね。

どうぞお楽しみに^^


              ……さて、準備、準備。

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【コンセプトを見直す。―コラム名変更。】

最近、本メルマガ新体制化に向け、以下の3つの
準備を進めています。

1.コラム名称の変更
2.無料メルマガ復活
3.完全独自配信化

1は、このコーナーの名称変更です。

2は、1年前まで配信していた本メルマガ姉妹版の
無料メルマガ「日本語教師篠崎大司研究室」
(週3配信、火・木・土)の復活。

3は、現在月払い購読の方には「まぐまぐ」経由で
配信していますが、それを完全に独自配信にするというもの。

今回は、そのうち「1.コラム名称の変更」について
今考えているところを書いてみようかと思います。


現在のコラム名称は、
「10年食べていくための教師マインド」
です。


もともとこの名称にしたのは、このコーナーを立てよう
と考えた数年前、5年以上のキャリアを持つ現職の先生方
が非常に少ない(つまりは離職率が高い)ということから、

「とにかく10年続けられれば教師としての目鼻立ちも立ち、
 次の10年への道が開ける。

 そのために自分なりに今まで培ってきた教師としての
 心構え、マインドを提供しよう。」

そういう思いでこういう名称にしました。


しかしながら、ここ最近、この名称に違和感を覚えるように
なりました。

具体的には、以下の2点です。

1.10年続ければそれでいいのか。
2.マインドだけでいいのか。


日本語教師という職の大きな魅力は、「定年がない。」、
「一生涯にわたって仕事ができる。」という点です。

また、ICT技術の導入など、教育現場の大きな変化の中で
過去10年の知識だけでは対応できない場面も出てきました。

であれば、10年などという短期的視野で情報提供しても
日本語教師という職の魅力や永続的に活動するための
エッセンスを提供することはできないのではないか。
というのが1つ。


また、日本語教師として永続的に活動するためには、
マインドだけでは不十分で、それを反映したスキルの習得、
そして、なによりをれを迅速かつ的確に実現する実践力が
不可欠。
というのがもう1つ。


さらに言えば、「2.無料メルマガ」は、日々の活動報告、
キーワード解説、このコーナーの基本3本立てにしたい。

読者層は、検定試験受験予定の方々だけでなく、
日本語教育に関心のあるすべての方を対象としたい。

そうした方々すべてに共通するキーワード、
そして共感をいただけるキーワードを
コーナーの名称に組み込みたい。

加えて本メルマガの登録商標である「篠研」も組み込みたい(笑)


そこで、思い立ったキーワードが、
「篠研」「日々成長」「教師」。


というわけで、今のところ、本コーナー、そして復活予定の
無料メルマガのタイトルは、

「篠研の“日々成長する教師”」

はどうかな、と考えています。

いかがでしょうか。

忌憚のないご意見をいただけるとありがたいです。


                     ……どうでしょう?

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【変更事項は必ずメンバー全員で共有する。】

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前回から大学入試センター試験業務を通じて得た
学びを紹介しています。

今回は、

「変更事項は必ずチームで共有する」


センター試験に限ったことではありませんが、
プロジェクトを進めていると、途中で方針が
変更になるということは、よくあります。

そして、切羽詰まった時間の中で即断即行するあまり
変更事項に直接関わるメンバーだけがそのことを共有し、

2次的に関わる(あるいは担当外の)メンバーは
そのことを知らないままになってしまう。

そういうことも意外と多いものです。


ですが、2次的に関わる(あるいは担当外の)メンバー
であっても、変更事項は必ず共有しておかなければなりません。

なぜなら、メンバー以外の人に尋ねられた時に、
間違った情報を提供してしまうことになるからです。


なので、毎朝、朝会の場で変更事項や確認事項を
メンバー全員で共有するというのは非常に重要な
ことなのです。


このようなことは、一般企業に勤められている方にとっては
至極当たり前の話でしょうし、

多くの日本語学校(あるいは大学別科も?)においても
日常的に行われていることではないかと思います。
(私が以前勤めていた日本語学校では、毎日朝会がありました。)


ところが、大学で毎日朝会を行っているところというのは
ほとんどないのではないでしょうか。

教員は自分の授業にだけ専念すればいいというのが普通ですし、
どうかすると所属組織もバラバラだったりします。
(大学人は、基本一匹狼ですから。)

せいぜい週に1回会議を開く程度。

普段はそれでもいいかもしれませんが、いざという時には、
「変更事項は必ずメンバー全員で共有する」仕組みを
業務の中にしっかり組み込んでおくということが大切です。


皆さんのところは、できていますか?


              ……“チーム一丸”の肝ですね。

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【考え得るあらゆる事態を想定し、できうる限りの対策を立てる。】

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昨日、一昨日と本学では大学入試センター試験が
行なわれました。

私も、スタッフとして参加させていただき、
たくさんの学びをいただきました。

そこで、今回は予定を変更してそこで得た学びを
皆さんと共有したいと思います。


センター試験といえば、全国一斉、同じ時間帯に、
同じスケジュールで行なわれる試験。


志願者数560,672人。
試験場693か所。
(詳しくは、大学入試センターホームページで。
 http://www.dnc.ac.jp/


試験時間が1秒でも確保できなければ、直ちに
試験時間延長措置が取られ、

その内容は、即座にメディアを通じて日本全国に
知れ渡ってしまうという、

それはそれは大変厳密でかつ緊張度の高い試験です。

何といっても、受験生にとっては人生を大きく
左右する試験。


私たちも、全受験生に公平かつ静穏な受験環境を
提供するために、何か月も前から準備をし、
全力で事にあたります。


そして、その目的を遂行するために大変重要なのが、

「考え得るあらゆる事態を想定し、
 出来得る限りの対策を立てる。」

ということ。


例えば、

・試験に遅刻した受験者が出たらどうするか。
・試験中受験者がトイレに行きたいと言ったらどうするか。
 一人の場合と複数人出た場合にどう対処するか。
・試験中受験者が貧乏ゆすりをして周りに迷惑をかけたらどうするか。
・試験中受験者が鼻血を出して、答案用紙が汚れたらどうするか。
・もし試験中に問題訂正が出たらどうするか。
・障害者や別室受験者に対してはどう対応するか。

といった基本的なことから、


・試験中停電が起きたらどうするか。
・雪が降って公共交通機関のダイヤが乱れたらどうするか。
・試験中、地震が起きたらどうするか。
・リスニング試験で機器に不具合が出たらどうするか。

といった万に1つの事態まで。


ありとあらゆる事態を想定し、その1つ1つに
対応マニュアルを作成し、スタッフの間で共有する。

ということが、極めて必要になってきます。


特に、ここ数日問題になっているノロウィルス。

幸い、今年はそういった事例は出なかったようで
本当によかったですが(ホッ。)、

・もし試験中に嘔吐者が出たらどうするか。

というのは、周囲の受験者にも多大な影響を与えるため、
細心の注意と対策、起こった場合には迅速かつ的確な
対応が必要です。

「私はノロウィルス対応の専門家ではないので。」

といった言い訳は当然ながら通用しません。

そういった見えない敵に対しても事前に対策を
立てておかなければいけないわけです。

センター試験というのは、本当に大変な試験なんですね。


しかしながら、考えてみれば、こうしたリスク対策の姿勢は
何もセンター試験に限ったことではなく、

普段の職場や生活においても、そしてもちろん
日本語教育能力検定試験対策においても共通する
ことではないでしょうか。


・試験中知らない用語が出たらどうするか。
・聴解試験で聞き逃したらどうするか。
・記述問題にあまり時間がさけなかったらどうするか。
・移動中公共交通機関にダイヤの遅れが出たらどうするか。
・昼休みに現地で昼食がとれなかったらどうするか。
・試験会場が寒かったらどうするか。


すべての事態を想定することも、
また全ての事態に対して的確な対策を取ることも
確かに限界はありますが、

考え得るあらゆる事態を想定し
出来得る限りの対策を立てることを
日々心がけるだけでも随分違う
のではないかと思います。

何かの参考になれば。


             ……とにかく無事に済んでよかった。

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【円滑な対人関係を保つために心がけるべき3つのこと(その1)。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
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ここ2回ほど、最近読んだ

『言葉ひとつで「儲け」は10倍!』
 http://goo.gl/KOMzxP

で得た学びをご紹介しています。
(もう少しお付き合いを。)

この著に、以下のような一節があります。


=====ここから======================

 取引先との対人関係を円滑に保ちたいと考えるのであれば、相手
に対して次の3つのことを連想してみることです。

1.相手にも家族がいること
2.相手にも歩んできた歴史があること
3.相手にも断る権利があること

 特に年下の相手と接する際に意識すべきことですが、大切に育て
てくれたであろう親や、愛する家族の存在を連想してみるだけでも、
横柄な接し方や失礼な対応はできなくなるはずです。人に接する際
は、その人の家族やこれまでの歴史の存在を意識することです。
 また、相手には「義務のないことは断る権利があること」を意識
すべきです。やたらに権利を主張する人間がたまにいますが、権利
とは相手の義務が存在する際に主張できる性質のものです。義務の
ないことの要求には、断る権利があることを、先に意識すべきです。
                        (pp.42-43)

=====ここまで======================


大変含蓄のある、そして私にとってはとても耳の痛い言葉です。

自分の権利や論理を通そうとするあまり、同僚や学生に対して
雑な対応をしていないか。

自分を振り返る、いい機会をいただきました。

お勧めです。

『言葉ひとつで「儲け」は10倍!』
 http://goo.gl/KOMzxP


                  ……と、今回は短めに。

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【問題点を明確にする質問。】

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前回は、最近読んだ

『言葉ひとつで「儲け」は10倍!』
 http://goo.gl/KOMzxP

から、「いいえ、どういたしまして。」
をご紹介しました。

今回もそれに絡んで。


日々日本語教育をしていると、
あるときは留学生から、
またあるときは、日本人学生から、
またあるときは、同僚の教師から、
いろいろな相談を受けることがあります。

「せっかく相談してくれたんだから、
 いいアドバイスをしなきゃ。」

と思ったりして、いろいろと解決策を
提案するわけですが、

だいたいそういう時は、決まって
うまくいきません。
(みなさん、そんなことありませんか。)

どうしてかというと、相手からの情報は
往々にして不十分で、
(つまり、相手はいくら言っても必ず
 いい足りない部分がある。)

従って、限られた情報量で解決策を提案しても
相手の納得するものとは、必然ずれてしまうから
です。


では、どうすればいいか。


それは、相手の相談の核心である本当の問題点を
明確にすることです。

相手は、相談に来た時点では、実は問題点が
まだ明確でないことが少なくありません。

あるいは、本当の問題点は本人の考えている
ところと違うところにあるということもあります。

なので、本当の問題点を明確にするように
導いてあげると。

この点について、

『言葉ひとつで「儲け」は10倍!』
 http://goo.gl/KOMzxP

では、次の3つの質問が効果的だと言っています。

すなわち、

1.その原因は何でしょうか?
2.具体的に言うと、どういうことですか?
3.他にはありませんか?


日本語教育の現場にあてはめてみると、
例えば、こんな感じです。

留学生:先生、日本語がなかなか上手になりません。
    どうしたらいいですか。
教師 :その原因は何でしょうか。
留学生:勉強時間が足りないんだと思います。
教師 :具体的に言うと、どういうことですか。
留学生:アルバイトで忙しいです。
教師 :アルバイトで忙しい原因は何でしょうか。
留学生:う〜ん、やっぱり時給が安いから。。。
    もっといい時給のアルバイトを探せば
    何とかなるかな。
教師 :他にはありませんか。
留学生:よくテレビを見たり、スマホ見たりかな。
    あっ、テレビを見る時間を少し短くすれば
    いいですね。
教師 :そうですね。頑張ってください。


もちろん、いつもこんなにきれいにいくとは
思いませんが、

「その原因は何でしょうか」と当人に考えさせる
ことによって、より的を得た答えを得られるでしょうし、

「具体的に言うと、…」によって、漠然とした問題意識が
より明確かつ現実的なレベルに落とし込むことができますし、

また、「他にありませんか」によって、文字通り
他の可能性に目を向けさせることができます。

実に合目的的かつ機能的。

この3つの質問は、いろいろなところで
応用できそうです。


この本では、もっと的を得た解説をしています(笑)。

お勧めです。

『言葉ひとつで「儲け」は10倍!』
 http://goo.gl/KOMzxP


           ……教師が背負っちゃダメなんですね。

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【すべては「いいえ、どういたしまして。」を言うために。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
http://www.kanjifumi.jp/kyoshiyosei/nafl.htm
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最近こんな本を読みました。

『言葉ひとつで「儲け」は10倍!』
 http://goo.gl/KOMzxP

タイトルだけだと、口先で金儲けするノウハウ本
のようですが、必ずしもそうではありません。


皆さんの中には、

「もう少し気の利いた言い方ができれば、
 もっとビジネスが(人間関係も)うまくいくのに。」とか、

「もう少しパンチのある言葉を出すセンスがあれば、
 相手を自分のところに振り向かせることができるのに。」

そう思ったことはありませんか。
(私は、日常茶飯事です(爆)。)


この本では、そういった人に向けて、さまざまな
言葉使いのヒントが紹介されています。


例えば、こんな一節があります。

「『いいえ、どういたしまして』
  すべての営業活動は、お客様にこの言葉を
 発するために存在しています。
  この理解があれば方向違いの発言をすると
 いった失敗は『おのずと』なくなるものです。」
                     (p.50)


なるほど。

「いいえ、どういたしまして。」なんて、
単なる決まりきったお礼への返答表現ぐらいにしか
思っていませんでしたが、

こうして考えてみれば、

「自分の仕事のしめくくりに、この言葉があるんだな。」

と、強く納得できますし、

「この言葉を言うために、日々の仕事を頑張ろう。」

と思えます。


逆に言えば、

「この言葉を言えるようにするために、
 どれだけ相手のために尽くしているか。」

と反省したりもしています。


「いいえ、どういたしまして。」

この言葉を1つでも多く言えるようにするために、
日々の教育にもっともっと専念していきたいものだと思います。


この本、お勧めです。

『言葉ひとつで「儲け」は10倍!』
 http://goo.gl/KOMzxP


           ……この言葉のために、今年も頑張ろ。

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【部屋の中に神聖な場所を作ってみる。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
http://www.kanjifumi.jp/kyoshiyosei/nafl.htm
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私は今、マンションで一人暮らしをしています。

ただただ何の飾りっ気もない中年オヤジの部屋なのですが、
思うところあって、生まれて初めて神棚を買いました。

神棚には、一社造りと三社造りがありますが、
私が買ったのは、三社造りです。

これです。
http://goo.gl/QVc73L


ものが届いたその日に出して、一応塩でお祓いをし、
部屋のちょっと高い、目につきやすい所に、南向きに据え、

中央には米を、その両側には日本酒を、
そして、手前向かって左側に水、右側に清めの塩を供え、

お供えの酒の両外側やや手前にシキミを生けた花瓶を据える。


決められた作法にのっとって、きちっとセットする。
(といっても説明書通りにやっただけですが)


そうすると、不思議ですが、そこの空間だけが
妙に澄んで、凛とした感じになります。

ただ雑然とモノだけがあった今までとは違い、
部屋に中心ができた感じで、何か不思議と
気持ちが落ち着くというか、安心感のようなものが
出るんですね。(あくまで私個人の感想です。)


ちなみに、私の家の近くに火男火売神社というのがあって、
(「火男火売」と書いて「ほのおほのめ」と読みます。)


火男火売神社
http://www.beppu-navi.jp/spot/000640.html


初詣では多くの参拝者がお参りするわけですが、
(私も今年は行きました。)

ここは、イザナギとイザナミ、オオヤマツミが祀られている
とても格式の高い神社です。
(実は初めて知りました。)

私のマンションの近くには、もう1つ朝見神社という神社があって、
ここも格式の高い神社です。


朝見神社
http://www.asami.or.jp/


もちろん、大分県と言えば、全国八幡神社の総本山
宇佐神宮ですね。


宇佐神宮
http://www.usajinguu.com/


そんなふうに、「神聖なもの」に思いを巡らせると、
いつもの生活空間が、とても広がりのあるものに
感じるのは、私だけでしょうか。


部屋の中に神聖な場所を作ってみる。


何かの参考になれば。


            ……と、今回はちょっと短め。

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【自分のサービスの対象を広げてみる。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
http://www.kanjifumi.jp/kyoshiyosei/nafl.htm
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皆様に、まずお詫びを申し上げなければなりません。
前回のメールで申しそびれたことがありました。

それは、

「あけましておめでとうございます。
 本年も何卒よろしくお願いいたします。」

年に一度のご挨拶を失念するとは、大変失礼いたしました。

来年は気をつけたいと思います。


さて、今回のニュースフラッシュでは、
「やさしい日本語」の取り組みが紹介されています。

巷にあふれる難しい日本語を、日本語が十分ではない
外国人でもわかる初級レベルの日本語に置き換える。

これは、日本国内で情報収集に困っていた外国人の
方々にとっては、とてもいいサービスではないかと
思います。


考えてみれば、我々日本語教師が最も慣れ親しんでいる
のは初級レベルの日本語ではないでしょうか。

例えば、教師養成講座の実習でも必ずと言っていいほど
初級の授業は行ないますし、

教師になって最初に担当する授業と言えば、
通常初級クラスです。


ですが、この「やさしい日本語」のように、
初級レベルの日本語を教室外の外国人に対する
サービスとして活用するといった発想は、
今まであまりなかったのではないかと思います。

「私の知識やスキルを活かす対象は、
 日本語を学びに教室に来る外国人。」

もしかしたら、そんな先入観のようなものが
あったのかもしれません。


このように、自分のサービスの対象をちょっと
広げて考えてみると、意外なところで社会貢献
できることが時々あります。

例えば、私のこのメルマガ。

そもそも日本語教育能力検定試験は、日本国内でしか
実施されない試験なので、

もともとは検定試験合格を目指す国内在住の方を
読者の対象として考えていました。

ところが、昨年末に実施した購読者アンケートを見たところ、
海外ですでに日本語教師としてご活躍なさっていて、

しかし現地では日本語教育の情報が入手しにくかったり、
知識のブラッシュアップを図る手段がないということで、

本メルマガを知的情報源として活用しているという方が
意外に多いということがわかりました。

そういえば、国際交流基金が3年ごとに実施している
海外日本語教育機関調査でも、

日本語教育上の問題点として、常に「教材・教授法情報不足」
が指摘されています。

ということは、それだけ有効な対応策が講じられていない
ということ。


「本メルマガが、そうした問題の解決に貢献できないか。」

ここ数日、そんなことを考えています。

そして、しばらくそれに向けて動いてみようと思います。

結果が出たら、ご報告しますね^^



              ……困っている人を助けよう。

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【上級のクラスで初級の言い回しを使っていないか。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
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今日は大学で「日本語教育教材論」の授業でした。

今日は、上級の語彙問題の作成。

受講生7名に、4肢選択問題を品詞別に
計16問作成させました。


そこでちょっと気になったのが、指示文の文体。


おそらく前回の授業で見せた市販教材
がそうだったんだろうと思いますが、

全員が全員、文末が「〜てください」
になっていました。


例えば、

「下の文の(   )に入るものを、
 1・2・3・4・の中から1つ選んでください。」


確かに、日本語教材の中にもこういう文体のものは
少なくないと思います。

ですが、私としてはこの表現は若干(いや、かなり)
違和感があります。


初級ならともかく、特に上級にもなれば、
私だったら、まず間違いなく、

「下の文の(   )に入るものを、
 1・2・3・4・の中から1つ選びなさい。」

と書きます。


どうしてかというと、「てください」だと
「指示」だけでなく「依頼」のニュアンスが
出てしまうからです。

「なさい」だと、明確に「指示」の意味だと分かります。


テストやタスクは、あくまでも学習者のために
行っているものですので、

「依頼」のニュアンスが出てしまう「てください」には
どうしても違和感を感じてしまうんですね。


初級の場合であれば、「なさい」という表現自体が未習
であることが多いので、むしろ「てください」のほうが
わかりやすい。


実際、日本語能力試験では、N5レベルだと「てください」
ですが、(こちら⇒http://www.jlpt.jp/samples/n5.html

N1ともなると「なさい」になっています。
(こちら⇒http://www.jlpt.jp/samples/n1.html


ちなみに、大学入試センター試験では「答えよ」「選べ」
で統一されています。
(こちら⇒http://goo.gl/jE9mLi


私が上級の問題に「なさい」を使うもう1つの理由は、
それが、学習者に対して

「『なさい』(指示用法)は、例えばこういう時に
 使うんですよ。」

という、使用例の提供にもなるからです。


初級であれば、未習の表現や文型が多いということから、

本来「なさい」と言うべきところを「てください」と言い直したり、

「どうしたんですか」と言うべきところを、のだ文が未習だという
ことで「どうしましたか」と言い直したりする配慮も必要です。
(いわゆる広い意味での語彙のコントロールってやつですね。)


ですが、既習事項が増えてくれば、教師の方もそうした
コントロールを少しずつ解除していかなければなりません。

でないと、学習者はいつまでたっても
「どことなく不自然さが残る日本語」
を学び続けなければならないからです。


ですが、特に初級から持ち上がりで日本語を教えていると
初級の授業の中で無意識に身についた初級的な言い回しを、

上級クラスになってもそのまま使ってしまうということが
ままあります。


どうかすると、初対面でも

「あっ、この人、絶対日本語教師。」

と分かったりします(というか、人のこと全然言えないけど。爆)


「上級のクラスで初級の言い回しを使っていないか。」

授業中の自分の日本語を、ちょっと観察してみては
いかがでしょうか。

意外な発見があるかもしれませんよ。


              ……人のこと、全然言えないけど。

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【1年を振り返る。
 −2013年ご愛読ありがとうございました。&今年の10大ニュース。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
http://www.kanjifumi.jp/kyoshiyosei/nafl.htm
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本メルマガをご愛読の皆様、
2013年ご愛読いただきありがとうございました。

今年も今号が最後の号。

完全有料配信最初の年も、なんとかかんとか
ここまで続けることができました。

ひとえに皆様方の応援があったからこそと
深く感謝いたします。


さて、ここで1年を締めくくるべく
私の今年の10大ニュースを1位からふり返ってみました。


1位 本メルマガ記事61本執筆

とにかく今年は、書いて書いて書きまくりました。
現在トータルで146本。155本まであと9本。
最後まで書いて、試験範囲を完全網羅します!


2位 日本語能力試験N1対策eラーニング教材
   『篠研の上級日本語』聴解・文法リリース(4月)

足かけ7年。助成金などもいただきながら
ひたすらコンテンツの作り込みに没頭しました。
ようやくリリースまでこぎつけ、感無量です。


3位 日本語学校教育研究大会参加(8月)

初めての参加。しかも今回は日本語デジタル教育推進協議会
(代表 私)とのコラボで、eラーニング教材展示会を実施。
たくさんの先生方や関係者の方々にお世話になりました。


4位 論文執筆6本、口頭発表4本

1年で6本は私としては過去最高。口頭発表数も過去最高タイ。
今後の課題は論文の質。来年は査読付き論文を狙いたいですね。


5位 日本語教育方法研究会運営委員就任

晴天の霹靂というか、本当に私でいいんですか?という感じ。
とはいえ、任期満了まで精一杯頑張りたいと思います。


6位 日本語教育振興協会主催研修会にて講演(10月)

「21世紀の日本語教育 e-learning・反転授業等の
 キーワードから考える」というタイトルで講演させて
いただきました。
日本語学校様とはこれからもっと連携していきたいですね。


7位 メルマガ読者アンケート実施&購読料全額返金保証導入

アンケートにご協力いただいた読者の皆様、本当にありがとう
ございました。
アンケートの結果を受けて、紹介サイトも作り直しました。
こちら⇒http://www.kanjifumi.jp/kyoshiyosei/nafl.htm
また、今回新たに年払い申し込みの方を対象に購読料全額返金
保証を導入しました。詳しくは上記サイトをご覧ください。


8位 韓国日本言語文化学会発表(6・11月)

編集委員を務めさせていただいている本学会。
特に11月はサイバー韓国外国語大学の新校舎で実施しました。
韓国で年2回も発表させていただいたのは、今回が初めて。


9位 別府温泉道開始、七段取得。

ひょんなことから始めた別府温泉道。
別府市内150カ所以上の温泉から88か所回るスタンプラリー。
1日1湯のペースで回りすでに七段取得。
年明けには88湯回って温泉名人になります!


10位 剣道再開

去年の五段取得以来、ほとんど竹刀を握っていませんでしたが、
11月ごろからようやく再開。
4年後の六段審査に向けて稽古に励みたいと思います。


こうして振り返ってみると、なかなかタイトな1年だったなぁと
しみじみ思います。

来年はもう少しゆとりのある年にしたいなぁと思いつつ、
今年と同じように欲張りな1年になるんでしょう、きっと。
(分からないですけどね、こればっかりは。)


皆様にとって、この1年はどんな年でしたか。


来年も本メルマガともども何卒よろしくお願いいたします。
よい年をお迎えください。


         ……さて、来年の計画をもう1度見直そっと。

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【徹底的にディテールにこだわる(後編)。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
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さて、前回、道場の忘年会で剣道の先生から

「竹刀は両手の小指で持ち、
 足は、両親指の付け根で立つ。」

という印象深い話を聞いたという話をしました。

今回はその続き。


剣道の竹刀というと、両手でしっかり持って
力任せに振るというイメージをお持ちの方も
いらっしゃるかもしれませんが、

そんなガチガチだと、竹刀を振った時に
手首のスナップが利かず、剣先も前に伸びないし、

打った時に「パコーン!」といういい音も出ない。
第一、打たれた方は痛くて仕方がない。

決して一本につながる美しい打ちにはなりません。


そうではなくて、両手の小指だけでしっかり持って
他の指は竹刀の柄に添える程度にし、
肩から腕の力も極力抜いて振ると、

竹刀を振った時に肘が無理なくしっかり前に伸び、
手首のスナップが利いて、竹刀が前にグイーンと伸びて、
打った時に「パコーン!」といういい音が出、
しかも、打たれた相手も痛くない。

一本につながる美しい打ちができるわけです。

と、ここまでは普段の稽古でもよく言われること。


ですが、今回初めて聞いたのは、後半の

「足は、両親指の付け根で立つ。」


剣道では、右足のかかとは紙一枚程度浮かせ、
左足のかかとはそれよりもやや上げて立つわけですが、

いつどんな状況でも、相手より早く瞬時に打てるような
体制でいるためには、

重心の位置や両足の前後左右の幅、両足にかける
体重の割合など、下半身の使い方がとても重要です。

(ちなみに、私は未だに足の使い方は下手です。爆)


で、忘年会で私の両脇にいた六段の先生と
七段の先生は揃って、

「足は、両親指の付け根で立つといい。」

とおっしゃいました。

どうしてと聞くと、

「両足指の付け根で立つと、腰がしっかり
 膝に乗って、スムーズに打てる。」と。

足の腹で立ってもダメ。
足の指全体で立ってもダメ。
親指の腹で立ってもダメ。

立つのは、親指の付け根。

そこから1cm前でも後ろでもダメ。

何という徹底したディテールへのこだわり。


普段あまり意見が合いそうもないお二人が
揃って同じことをおっしゃったことに驚いた私は、

「どうやってそこまで辿り着いたんですか。」

と聞いたところ、これもお二人が同じ答え。

「1つは、稽古会で八段の先生から教えてもらったこと。
 もう1つは自分の経験。試行錯誤を繰り返した結果。」

私は、徹底的にこだわり抜くと結局こうなるのかと、
思わずため息をついたのでした。


剣道は、みなそれぞれ体格も違うし剣風も違う。

だから、先生の教えをそのままやったからといって
直ちにうまくできるわけではありません。

ですが、それはそれとしてまずは言われたとおりに
やってみる。

その素直さがとても大切です。


そして、しっくりこない場合は、自分なりに
少しずつ微調整する。

そうやって、徹底的にディテールにこだわって
微調整と試行錯誤を繰り返した結果、

もとの先生の教えに一番忠実な動作で落ち着いた、
ということもよくあるのです。


これは、日本語教育、特に教師の自己成長にも
言えることだと思います。

研修会とかセミナーがあれば、できる限り参加して
その道の専門家から直に話を聞く。教えを乞う。

これは本当に大事なことです。

しかし、それで、

「だいたいわかった。こんなもんか。」

で終わったらまったく意味がない。

大事なのは、教わったことや仕入れた知識を
自分のフィールドで実際に試してみるということ。


そして、

「やっぱりうちの学校ではダメだな。」

と簡単に投げ出さずに、

それならそれで、じゃあどうやったらうまくいくか
自分なりに考えて、調整と試行錯誤を繰り返す。

徹底的にディテールにこだわって完成度を高め、
自分なりのスタイルを作っていく。

これがとても大事なことです。

多くの人は、セミナーに進んで参加しようとはしないし、
参加してもそれを実践する方は本当に少ない。

ですが、それでは永続的な成長は望めません。


インプットしたら必ず実践する。
そして、徹底的にディテールにこだわることで
自分のスタイルを確立していく。

日本語教師を10年続けるためには、
必要不可欠なマインドだと思います。

来年の目標づくりの参考になれば。


           ……来年は篠研セミナーしたいな。

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【徹底的にディテールにこだわる(前編)。】

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昨日は、私が通っている剣道の道場「玄武館」
の忘年会でした。

私にとっては、普段なかなかじっくりお話し
できない先生方とお話しできるとても貴重な
機会です。

私も4年後には六段受審資格を得るということで
先生方からたくさんのアドバイスをいただきました。


ある先生からは、

「実技審査では、初太刀(=最初の1本)を取れるか
 どうかがポイントだから、
 どんな相手でも初太刀が取れるよう、
 たくさん出稽古を積んで、いろんなタイプの人と
 稽古しておきなさい。」


また、ある先生からは、

「受審する前に、2〜3回は審査会を見に行って、
 審査の様子・雰囲気をつかんでおきなさい。」


また、ある先生からは、

「審査会場では、素振りや事前稽古をしてはならない。
 審査前に稽古が必要な低いレベルと見做され、
 必ず落ちる。」


さらに、ある先生からは、通常の手帳とは別に、
月ごとの目標、稽古スケジュール、稽古回数
高段位の先生から受けた指導の言葉がびっしりと
書きこまれた剣道専用のスケジュール帳を見せて
いただきました。


五段までの地方審査と違い、六段からは中央審査。

例えば、今年11月25日に行われた東京審査会では
受審者1916名のうち、合格者はわずか366名。
合格率19.1%という狭き門です。

相当に完成度をあげて臨まないと、到底合格には
及びません。

それだけに、数年前からのしっかりした計画的な
準備が求められます。


で、この日のお話でとても印象的だったのは、

「竹刀は両手の小指で持ち、
 足は、両親指の付け根で立つ。」

という話。

長くなりそうなので、続きは次回に。


               ……剣道は、深い。

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【検定試験の結果から、今までの試験勉強を振り返る。】

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今日は、日本語教育能力検定試験の結果発送日。

今年の10月に受験なさった方は、
来週には結果がお手元に届くはずです。


合格した方には、合格証書が届きます。

こんな感じです。
http://kanjifumi.up.seesaa.net/image/gokakusyo.jpg


ぜひ、合格メールを送ってくださいね。


今回残念だった方は、得点と全体の中の位置づけ
(A〜Hの8段階)が通知されます。

Aが一番上のランクで、Hが一番下のランクです。


ここで大事なことは、どのランクになっても
諦めないということです。

「今回もう3回目だけど、ダメだった。
 やっぱり私には向いてないのかなぁ。」

そう思って諦めてしまう人が多いのですが、
単に取り組み方が不十分だっただけです。

この時こそ、
「お前の本気って、そんなもんか。」
と神様に笑われる。

そう思って、奮起していただきたいと思います。


そのためにも、結果は結果として真摯に受け止め、
今までの試験勉強で何が足りなかったのか、
しっかり振り返りましょう。

・全体的に学習時間が足りなかったのか。
・苦手分野の克服が徹底できなかったのか。
・試験準備の取りかかりが遅かったのか。
・時事問題の失点が響いたのか。などなど。

取り組み方を少し変えるだけでも、1年後の結果は
随分変わってきます。


日本語教師になった暁には、今度は皆さんが学習者に
受験指導をする立場になります。

その時に、学習者の心に響く指導ができるよう、
今の経験を大事に大事にしてくださいね。


それから、読者アンケート、まだまだ受け付けております。
締切は今月25日まで。

皆様の声を、今後のサービス向上に役立てていきたいと
考えています。

何卒よろしくお願いいたします。

読者アンケートはこちらです。
http://ws.formzu.net/fgen/S35914625/


めっきり寒くなりましたね。
どうぞご自愛ください。

                    ……あぁ、寒い寒い。

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【テーマに沿った言葉を集めてみる。】

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私は本メルマガの他、日本語学習者向けに
日本語能力試験N1対策メルマガを週3回
配信しています。

篠研の日本語能力試験N1対策文法
http://archive.mag2.com/0000257576/index.html


で、最近コラムで

【正しいけど、よくよく考えると変な日本語シリーズ】

というのを連載で書いています。


例えば、こんな内容。

========================

いつの間にか始まった
【正しいけど、よくよく考えると変な日本語シリーズ】

今回はその4回目。

今回ご紹介する変な日本語は、

「ご飯を炊く」。

です。

もちろん、正しい日本語です。

ですが、やっぱり変ですよね。

本当は、炊くのは「ご飯」ではなくて
「米」のはずです。

ご飯はすでに炊いたものなので、
それをさらに炊くと、べちょべちょに
なってしまいます。

くりかえしますが、本当は、
「米を炊いてご飯にする」のはずです。

ですが、日本語ではなぜか
「ご飯を炊く」という言い方をします。

くりかえしますが、これは正しい日本語です。


同じような表現に、

「お湯を沸かす」(本当は「水を沸かしてお湯にする」)
「穴を掘(ほ)る」(本当は「平らな地面を掘って穴にする」)
「家を建てる」(本当は木材を建てて家にする」)

などがあります。

繰り返しになりますが、これらはすべて正しい日本語です。

正しいですが、なんかちょっと変です。

何か変ですが、正しい日本語ではあるので、
皆さん正しく覚えましょう。

========================

上の内容は、みなさんご存知、生産動詞の話です。

ですが、学習者はもちろんそんなことを知りませんから、
この話を読むと、

「確かに正しい言い方だけど、よくよく考えてみると
 変な言い方だな。なるほど、おもしろい。」

と思うのではないかと思うのです。

そうやって、少しでも日本語に興味を持ってもらえれば
いいかな、と考えています。


これまでも、

「悪いことを始めるのを『手を染める』なのに、
 やめる時、なぜ『足を洗う』というのか。」とか。

「『負けず嫌い』は『負けないのが嫌い=負けるのが好き』
 のはずなのに、なぜ『負けるのが嫌い』という意味なのか。」

といった話題を扱いました。


最初は何の気なしに始めた連載ですが、
一旦始めると、

「なんかもっと面白いのないかな。」

と、意識して周りの日本語を見るようになりました。
(↑凝り性なんですかね。)


すると、不思議ですがそれなりにネタが集まってくるんですね。

ということは、今までそうしたネタを見過ごしていた
ということ。

やはり目の前にあっても意識して見なければ、
目に入ってこないんですね。


皆さんも、何かテーマを決めて、それに沿った日本語を
集めてみてはいかがでしょうか。

日本語の意外な側面を垣間見れるかもしれません。



                 ……日本語を楽しもう。

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【徹底的にやったことは、体が覚えている。】

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最近、剣道を本格的に(と言っても週2〜3程度ですが)
始めました。

これぐらいのペースは、去年の夏に昇段審査を
受けた時以来です。

あの時以降は、稽古といっても数か月に1回ぐらい
だったので、

実質1年以上のブランクということになります。


久しぶりの稽古で
「体が動くか」「足の筋を痛めないか」
といろいろ心配しましたが
(四十路を過ぎると、ホント要注意です。)

先日の稽古で大人の方と試合稽古をしましたが、
意外と体がイメージ通りに動いてくれました。


……やればできるじゃん(安堵)


思い起こせば、1年前の昇段審査受審の頃は、
1日おきにぐらいに道場に通い、
地稽古に剣道形の練習にと汗を流していました。

あの時は、本当に体がよく動いた。


もちろん、だからといってこの寒い時期に
あまり調子に乗ったら、足やら腰やら
痛めてしまうので無理はしませんが、

徹底的にやったことというのは、
ちゃんと体が覚えているんだなぁと、
ちょっと嬉しくなった次第です。


10月に検定試験を受験なさった方。

もうあと数日で結果が返ってきますね。
もしかしたら、今はちょっとお休み状態
かもしれませんね。
(まあ、今はそれでもよしとしましょう。)


ですが、もしまた来年も受験ということになっても
今年の試験まで必死でがんばった方は、その経験が
必ず次につながると思います。

合格してもしなくても、今までの努力は決して
無駄ではありません。

ただ1つ大切なことは、気持ちを切らないことです。

「合格してもしなくても、日本語教育の勉強は
 これからもずっと続く。」

という気持ちとずっと持っていれば、スムーズに
勉強の再開できます。

気持ちって、(固く考える必要はありませんが)
やはりそれなりに大事かなと思います。


              ……六段受審は5年後。

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【早く反応する習慣を身につける。】

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ただ今実施しております「読者アンケート」。

おかげ様で続々とご回答いただいております。

やはり本メルマガの読者の方々は
行動が早いですね。

試験勉強でも教育現場でもそうですが、
行動が早いというのは、それだけで
ポイントがかなり高いです。

このアンケートの回答時間は約5分。
(早い方なら2〜3分。)

今パパッとやっても5分。
あとでやっても5分。

であれば、今パパッとやってしまうのを
習慣づけた方が絶対いいです。


例えば、あなた様が私に質問メールを
送るとします。

私はその返答に20分かかるとする。

メールを送った20分後に返答が返ってくるのと
3日後に返ってくるのとでは、全く受け取り方が
違うのではないでしょうか。

20分後の返答のほうが、断然感動しませんか?


教育現場でも同じです。

学習者から質問が来る。

「ちょっと調べてからお返事します。」

と言ってから30分後にきっちり返事をすれば、
学習者は「この先生、すごっ!」と思うでしょう。

たとえ調べるのにかかった時間が同じでも、
3日後の返事であればさほどの感動は生まれません。


だから、早く反応するというのは、
それだけでとても大きな意味があるのです。

だから、早く反応する訓練をするということは
それだけ自分の価値を高めることにつながるのです。


アンケートはまだまだ受け付けております。

こちらからよろしくお願いします。

http://**************


それから年末年始の予定ですが、
「オリエンテーション」でもお伝えしている通り、
年内は27日(金)まで配信いたします。

30日(月)、1/1日(水)、3日(金)は
お休みさせていただき、

年明けは6日(月)から再開させていただきます。

今年ももうあとわずかですね。

私も今年の目標を1つでもクリアすべく、
ぎりぎりまで頑張りたいと思います。


                   ……ラストスパートだ!

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【顧客との意識のずれを定期的にチェックする。】

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前回からお願いしております
本メルマガ読者アンケート。

早速多くの方からご回答をいただきました。

本当にありがとうございます。

質問項目は、全部で5項目。
長くても5分程度で終わると思います。

「まだ答えていない。」という方。
ぜひご協力のほど、よろしくお願いいたします。


アンケートはこちらです。
http://************


実は、このアンケートにはいろいろな目的が
あるのですが、

その1つに、

「読者の方々のニーズと本メルマガのサービスの
 ずれを見つけ、それを修正する。」

というのがあります。

このアンケートの最後の質問である、

「実際にご利用なさってみていかがですか。」

が、それにあたります。

この質問に限らず、アンケートはすべて自由記述です。

選択式にしたほうがお答えいただく方にとっては
答えやすいのかもしれませんが、

そうすると、あらかじめこちらが用意した範囲の
答えしか返ってきません。

「本当はもっと違うことを考えているのに、
 選択肢がない。」

そういう方々のご意見を吸い上げることができません。

それで、自由記述にしました。

今回のアンケートで、今まで私が考えもしなかった
様々なご意見に触れられ、本メルマガのサービス向上に
つなげられればと考えています。


考えてみれば、これは大学の授業にも当てはまるわけで、
学生(日本人や留学生)に、よかれと思ってやっていることも、

学生にしてみれば、いらぬおせっかいだったり、
要は余計だったりすることもあるわけで、

逆に、「それぐらい自分でやれよ。」と思って
特に指導していない部分こそ、

学生にしてみれば、「そこをもっとちゃんと!」
ということも、きっとあるわけです。

そう考えると、定期的に授業アンケートを取って
自分と学生の意識のずれをチェックするというのは、
とても大事なことではないかと思います。


本アンケートの締め切りは、
ひとまず12月25日までとさせていただきます。

ぜひ、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

アンケートはこちらです。
http://************


               ……年末にしっかり分析します。

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【喋らないクラスを喋らせるには。】

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日本語教育教壇実習も昨日が最後の3回目。

3回目の教壇実習は中級クラスの読解授業。
実習生も本当によく頑張りました。


実はこのクラス、ちょっと難しいクラスでした。

というのも、このクラスの学習者はみな物静か。
なかなかしゃべらないからです。


ある学習者は、もともと極端に声が小さい。

また、ある学習者は思慮深いゆえに口が重い。

また、ある学習者は聞き取りが弱いので
教師の質問の意味がすぐには理解できず、
結果、喋らない。

また、ある学習者は隣の友達と小さい声で
相談しないと発言できないタイプ。


決して悪いクラスではありません。
学習者は基本的に皆まじめです。

ただ、喋らない。
というか、喋りたがらないのです(>_<)


というわけで、授業の最初は、
質問してもなかなか返って来ないので

実習生もだんだんと焦ってきて、
いつの間にか、自分で説明せざるを得ない
状況になってしまいました。


このように、学習者がなかなか喋らないと
そもそもインタラクションそのものが成立しないので
授業運営が本当に苦しくなります。


じゃ、どうするか。


まずは、学習者が答えやすい質問をたくさん与える
ということです。

具体的には、

1.だれでも応えられるような、
  ワンランク易しい質問を与える。
2.「〜ですか、それとも〜ですか。」のような
  二者択一の質問をする。

の2つです。

1は、内容的に答えやすい質問にする
ということです。

例えばN2レベルのクラスであれば、

「この文章の『望んで』の辞書形は、何ですか。」

のような易しい質問を与えるということです。

易しい質問(でも、ちょっと考えないといけない質問)
なら、学習者は嫌がらずに簡単に答えます。


また、2は形式的に答えやすい質問にする
ということです。

よく、下手な教師ほど授業中に

「このカッコの中にはどんな言葉が入ると思いますか。」

といった、学習者に一から考えさせるような質問
(しかも、学習者にある種のセンスを問うような質問)
を投げてしまい、

かえって学習者を黙らせてしまうということが
よくあります。

そうではなくて、

「このカッコの中に入るのは『書ける』ですか、
 それとも『書かれる』ですか。」

のように二者択一の質問にする。

そうすると、
学習者はぐんと答えやすくなります。


こうした質問を、授業中ふんだんに学習者に
浴びせることで、

学習者のと口を開かせ、クラス全体を温める。


そして、もう1つ大事なこと。

そうやって、学習者に答えさせ、
学習者が正解を言った時は、

「そうですね。」とか
「そうそう、その通り。」とか
「よく分かりましたね。
 この質問、結構難しいんですよ。」とか

とにかく肯定的なフィードバックを
学習者の目を見ながらしっかりする
ということです。

そうすることで、学習者は徐々に自信をつけ、

「この先生なら、ちゃんと私の言ったことを
 受け止めてくれる。」

と思って、徐々に発言するようになります。


「私のクラスの学生、なかなかしゃべらなくて
 困ってるのよね。」

という方、ぜひ試してみてください。


多少時間がかかるかもしれませんが、
しっかり取り組めば、少しずつ改善される
と思います。


今回の実習生も、授業中盤から徐々にコツをつかみ
だんだん学習者とのインタラクションが
スムーズにできるようになりました。

こういうことって、やっぱり実際にやってみないと
身につかないものなんですね。


            ……実習って、やっぱり大事ですね。

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【同じ学生に同じ指導を700回言えるか。】

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昨日は、教育系の企業の方と打ち合わせ&飲み会
をさせていただきました。

その方(30代の男性)とは、昨年からのお付き合いで、
とても懇意にしていただいています。


で、飲み会の席でその方がこんなことをおっしゃいました。

(ちなみに一次会の場所は、別府駅前にある焼肉屋「一力」さん。
 http://tabelog.com/oita/A4402/A440202/44000462/
 ここの肉、タレ、とにかくむちゃくちゃうまいです。)


「うちの会社は、月1ぐらいで本社の社長の話を
 聞くんですが、

 その社長はいつも、

 『自分の家族に利用してもらいたいと思う
  サービスを考えなさい。』

 と繰り返し言うんです。

 初めは特に気にしていなかったんですが、
 気がついたら、仕事をしているとき、
 いつも最初にそのことを考えるように
 なっていたんですよ。

 繰り返しの影響力って、やっぱりすごいですね。」


私はその話を聞いて、私はため息が出るほど感心しました。


毎回同じ言葉で相手に言い続けるというのは、
簡単なようでなかなかできることではありません。


普通は、言ってる本人自身が、いつの間にかその言葉に
冷めてしまうものですし、

いくらその言葉が自分の信念から出た強い言葉で
あったとしても、

相手が目に見える変化をしなければ、
「言ってもわかってくれない。」
となって、結局いうのを止めてしまうからです。


ですが、そこを忍耐強く伝え続けていけば、
確実に相手の心にじわ〜〜っと染み込んでいく。

そして、相手がじわ〜〜っと変わっていく。

まさに「点滴石を穿つ。」。


私は、こういう地味な教育こそが本物の教育であり、
それを実践するのが教育者の役目かなと思います。


いつだったか、昔読んだ本に、

「真の教育者かどうかは、
 同じ学生に同じ指導を700回言えるかどうか
 で決まる。」

というようなことを書いてあって、
思わずため息をついたことがありましたが、

これはやはり真実なんだと思います。


「あの先生がいつも言っていたあの言葉が、
 今の自分を支えている。」


そんなふうに、卒業してから20年後ぐらいに
振り返ってもらえる教師になりたいなぁと、

上ロースを食べながら、昨日思いました。


              ……また、あの店行こうっと。

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【授業準備のレベル。】

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毎週月曜日は「日本語教育教材論」の授業日。

2・3年生を対象に、これまで絵カードやら
ロールプレイカードやら、とにかくいろいろな
教材を作らせています。


で、今は日能試N1レベルの文法四肢選択問題5問と
その解説文を作らせています。

解説文というのは、正解の選択肢はもちろん、
全ての選択肢の文型の意味・構文・例文を
学習者にわかりやすく解説した文のことです。

で、これを作るには十分な資料が必要なので、

私の方も段ボール1箱分の参考書や問題集を用意し、
ちゃんと調べながら文を書くように指導しています。


すると、学生のほうも専門書と悪戦苦闘しながら
なんとか解説文をワードに書いているわけですが、

中には、ネットで調べている学生もいるわけです。


別に丸々コピペするわけではないので、私はそれでも
まあいいかと思ってみているのですが、

それを適当にリライトすることで教材を作っていると
思われるのもよくないので、

「ネットから得た情報で教材を作っても、
 そんなレベルでは、学習者からお金をもらう
 教育はできないよ。」

とちょいちょい釘を刺します。


そりゃそうですよね。


だって、ネットで調べてわかる程度の知識なら
何も教師に頼らなくたって、学習者自身でできますから。


学習者がどうしてわざわざお金を払って教師の下に
授業を受けにくるか。

それは、自分の力だけだと、調べてもやっぱり分からなかったり、
あるいは、わかるまでにむちゃくちゃ時間や労力がかかったりで、
とにかく埒が明かない。

そこを、専門家である教師の下に行けば、
ネットや一般的な辞書に書いていない内容まで
あっという間に手際よく教えてくれる。

だから、わざわざお金を払うんです。


だから、私は学生に、

「君たちがしなければならないのは、
 ネットですぐ手に入るような知識を
 追いかけることじゃない。

 専門家を目指すなら、専門書に書いてある
 希少価値の高い情報を探し当て、理解し、
 いかにして学習者がわかるように提供するか
 を考えなさい。」

と言っています。


実は、同じことが今教壇実習をしている4年生
にも言えます。

彼女らは、今週中級の読解の授業をするのですが、
授業準備も明らかに電子辞書で調べたレベル。


「電子辞書ぐらい学習者だって持ってるでしょ。
 学習者と同じレベルで準備してどうするの。

 電子辞書に載ってないレベルのことを
 しっかり調べて授業で提供しなければ、
 いったい何のための日本語教師なんですか。

 専門家を目指すんなら、もっと専門的な辞書や
 専門書で授業を作りなさい。」

と、今日も優しく一喝。

まだまだ学生気分が抜けてないんですね。

それだけに、この辺りが職業人育成の1つの肝かなと
思います。

(言えば分る学生たちなので、そこはあまり心配
 していないんですが。)


ところで、皆さんの授業準備のレベルはいかがですか。

今まで散々日本語教育の専門的な勉強をしてきたのに、
いざ授業準備となると手の届きやすい一般的な辞書で
片付けてしまう。

それでは今まで勉強してきた意味が全くないですよね。

たとえ時間がなくても、調べるべきはしっかり調べ、
プロとしてのレベルをキープする。

頭の隅に、しっかり置いておいてくださいね。


                   ……自戒も込めて。

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【例外に注目する。】

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先々週から始まった日本語教育教壇実習も、
残すところあと1回となりました。

本学の教壇実習は全部で3回。

うち最初の2回は初級クラスで、ラストは中級クラスです。
(今日も実習生と打ち合わせをしました。)


で、来週に控えた最後の授業のお題は、

『中級から学ぶ日本語』第16課「がんばる」の精読。


この文章は、通勤途中のサラリーマンが
ストレスフルな日常を通勤バスの中で
回顧するという内容なのですが、

この文章、ちょっと他の課と違う
文体上の特徴があります。


それは、

「話し言葉と書き言葉が混在している。」

という点です。


これ、ちょっとイレギュラーですよね。


というのも、普通なら話し言葉なら話し言葉、
書き言葉なら書き言葉に統一する
というのが、原則だからです。


例えば、レポート作成の授業で学習者が、

「アンケートの結果、Aと答えた人がとても多かった。」

といった文を書こうものなら、

「『とても』は話し言葉だからダメです。
 『極めて』『最も』を使いなさい。」

と指導するのではないでしょうか。


逆に、手紙文で学習者が

「今日の別府は、きわめて寒かったが、
 そちらはいかがですか。」

のような文を作ったら、

「『きわめて寒かったが』だと固いですよ。
 『とても寒かったですが』のほうがいいですね。」

といった指導をする。

つまり、文体を統一するように指導するわけです。
なぜなら、統一しないと変な文になってしまうから。


ところが、「がんばる」はそれが混在している。
そういう意味でとても例外的な文章といえます。


ですが、混在しているからおかしな文かというと
決してそんなことはなく、

読んでみると、確かに混在している方がいい。


この文章に限って言えば、
話し言葉と書き言葉が混在している方が
読んでいてとても臨場感が伝わるんですね。


もし、どちらかの文体に統一された文章だったら、
間違いなく死んだ文章になっていたと思います。


そう考えると、この「がんばる」の文章は、
中級レベルの学習者に「文体とは何か」を指導する
格好の教材と言えると私は思います。


例外に注目すると、いろいろと面白い言葉の姿
が見えてくるんですね。


ちなみに、文体の混在がどんな効果を生むかについては
6月19日配信の「談話文法の諸問題」の一番最後に
触れていますので、そちらをご覧ください。


       ……実習生の代わりに、私が授業しようかな。

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【素直さは吸収力。】

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今日も、明日の実習本番(2回目)に向けて
実習生と直前のリハーサルをしました。

手前味噌で恐縮ですが、
実習を始めた2週間前とは、全然違います。

授業の進め方も手際が良くなったし、
安定感も出てきたし、

なにより自信を持って授業をしているという
感じが出てきて、

見ている私もなんかうれしくなってきます。

今年の実習生のいいところは、とにかく素直である
ということです。

私が教案チェックや模擬練習で、いろいろな
ダメ出しをするわけですが、

彼女たちは、それらを素直に受け入れ、
その場で修正して、やり直します。

もちろん私の指摘が理解できない時は、
質問してくるわけですが、

基本的に素直に受け入れ、着実にモノにしているので、
日に日に授業力が上がっています。

「素直さは、吸収力。」

と、何かで読んだ覚えがありますが、
本当にそうだなぁ、と思いました。

振り返って、私自身、いつも素直に人の意見に
耳を傾けているかというと、

恥ずかしながら、決してそんなことはありません。
(なので、いつまでもこんな感じなのですが。)

人間、素直じゃないといけませんね。

明日は実習本番。

どんな授業になるか、今から楽しみです。

                       ……わくわく。

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【日本語学習に「スタンプラリー」を導入してみる。】

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私は最近別府温泉めぐりにはまっています。

別府には、表泉家だけで192もの温泉があって、

温泉に入るたびにそこのスタンプを「スパポート」と
呼ばれるパスポートのような手帳に押していき、

スタンプが88たまると「温泉名人」の称号がもらえる
というもの。

つまりは、温泉のスタンプラリーです。


しかも、8湯入るたびに初段、二段と昇格していくのですが、
七段になると、1万円分の無料入湯券がもらえます。

ただでさえ市内の共同浴場の50ぐらいは入浴料100円以下
なのに、

56湯入ると、1万円の無料券までもらえる。
(別府はどこまで太っ腹なのか。)


手帳のスタンプが増えていくのは、単純に嬉しいですし、
浴場によってスタンプのデザインがそれぞれ違う。

しかも、そのデザインは、その土地の歴史や特徴を
親しみやすい図柄で表していて、それだけでもおもしろい。

というわけで、仕事が終わったら寒い日もなんのその、
原付をとばして1日1湯、週末は2湯のペースで入っています。
(だって、駐車場ないとこ多いんだもん。)


こういういわゆるスタンプラリーって、
結構人を行動に走らせますよね。

スーパーのポイント制なんかも、
これに近いかもしれません。


であれば、日本語の学習にもこのスタンプラリーを
導入してみるというのはいかがでしょうか。


実は私も10数年ほど前、日本語の授業で実際に
やったことがあります。


中級レベルの語彙のプリントを数百枚用意して、
1枚こなすたびに専用のシートにスタンプを押していく。

スタンプが全部たまったらどんな特典があったか
もうすっかり忘れてしまいましたが、

学習者は、スタンプの数を友達と競い合って
じゃんじゃんプリントの問題をやっていたのを
今でも覚えています。

で、気がつけば数百枚の語彙問題をこなしてると。


考えてみれば、何にもない所で、88もの温泉を
回ってみようなど、普通は考えないでしょう。

でも、スタンプラリーにすると、
意外と3か月ぐらいで回れたりするものです。


同じように、膨大な量の日本語タスクを目の前にすれば
普通はとてもできるとは思わないかもしれません。

でも、それをスタンプラリーにしてみれば、
意外と楽しく短期間にできてしまうものです。

参考になれば。



              ……また、なんかやってみるかな。

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【「教科書を教える」レベルに陥っていないか。】

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実習指導をしていて時々気になることがあります。

それは、

「指導書をそのまま鵜呑みにしてしまう。」

ということです。

例えば、初級文型「〜てやります」を導入するとします。

よくある導入文型としては、
「妹に漢字を教えてやりました。」
といったような例文です。

私が今日教案指導した実習生も、同じような例文を
用意してきました。

以下、私と実習生の会話。


私  :例文、これでいいの?
実習生:はい、指導書にもありました。
私  :でも、今回のクラスは全員中国人でしょ。
    あなたも中国人でしょ。
    兄弟いるの?
    中国は一人っ子政策をやってるんじゃないの。
実習生:はい、私には兄弟はいますが、
    今のクラスの学生にはいないと思います。
私  :じゃあ、この例文、学習者にとって意味あるの?
実習生:……。でも、指導書にありましたから。
    それに、これは(「〜てやります」を勉強するための)
    例文です。ダメですか。
私  :じゃあ、学習者にとってこの「〜てやります」を
    勉強する意味って、何?
実習生:……。
私  :学習者が実際に使うような例文を持ってこないと、
    勉強したって結局使えないんじゃない?
    使えない言葉を勉強したって、意味ないでしょ。
実習生:……はい。


私は指導書を利用するなとは言いません。

知識も経験も不十分な実習生が、授業プランを
1から全部考えたところで、時間ばかりかかって
非効率的です。
(時間が許すのであれば、当然ありですが。)

だから、私は指導書は大いに活用するべき、

それも1つではなくて、いろいろな指導書を見比べて、
いいとこどりをするべき、と考えています。


しかし、その際に重要なことは、
指導書のアイデアが、自分が実際に担当する
クラスにちゃんとフィットする内容のものかどうか
ということを、きちっと確認する必要があるということ。


上の例などもそうですし、

例えば、ちょっと古いテキストだと
「弟にテレフォンカードを貸してやりました。」
みたいな例文があるかもしれない。
(今どき……ですよね。)

また、同じ文型を導入するにしても、
学習者が留学生か社会人かで例文の内容も変わります。

つまり、必ずしも指導書の内容が担当するクラスに
ぴったりフィットするわけではないのです。

これは、指導書が悪いわけではありません。

指導書の導入は、あくまでも1つの例であって
それをどう料理して学習者に提示するかは、
あくまでも教師の責任です。

と同時に「教師の腕の見せ所」でもあります。


「教科書を教えるのではなく、教科書で教える。」
と言われるゆえんです。


そういうふうに言うと、

「忙しい中、特に手当も出ないのに、
 授業準備にそんなに時間なんてかけられない。」

と言う人が必ずいます。


また、プロの教師の中にも、

「指導書にそうあったんで、その通りにやりました。
 悪いですか。」

みたいな言い方をする方が稀にいらっしゃいます。

いずれの場合も「教科書を教える」レベルで
教師としてほめたものではありません。


どうして「教科書を教える」レベルが悪いのかというと、
(もちろん「教師道的に」的な論もありますが。)

いわゆるマニュアル通りの教え方しかできない教師は、
結局のところ、賃金の安さでしか勝負できないからです。

みずから時給を下げているようなものなのです。

それだけではありません。

例えば、『みんなの日本語』がすべてeラーニング化され、
ネット上に『みんなの日本語学校』のようなサイバースクールができ、

実際に日本語学校に通うよりもはるかに低料金で、
実際に授業に出るのと同じぐらい、
(あるいはそれ以上にメディアリッチな)授業を
母国に居ながらにして体験できるようなったら、
どうなるでしょうか。


「教科書を教える」レベルの教育しかできない
差別化ゼロの教師など、瞬く間に淘汰されるに違いありません。


よく
「論文や専門書を鵜呑みにせず、批判的に読め。」
と言われますが、

それは、
「専門家根性をつけろ」という意味ではなく、

「そうやってオリジナリティを生み出す思考力を
 身につけないと、すぐに淘汰されますよ。」
 
という意味なんですね。


教壇実習を経験した方、
そして、すでにプロとして活躍なさっている方。

「教科書を教える」レベルに陥っていないか
今一度、普段の授業への取り組みを
振り返ってみてはいかがでしょうか。

もし、少しでも心当たりのある方は、
少しずつでも授業に自分なりの工夫を加えていくと
いいと思います。

その蓄積が、教師としての自分を唯一無二な存在に
高めてくれると思います。


              ……それが10年続けばしめたもの。

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メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
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今日から日本語教育実習が始まりました。
これから3週間、実習生は朝9時から14時半まで
月曜日から金曜日まで、みっちり授業見学しながら
週1回計3回、教壇実習をします。


第1回の教案はすでに出来上がり、
今日は初めての模擬練習。

『みんなの日本語』39課、「〜ので」の導入です。


私が学習者役になり、実習生が授業を実演。
マンツーマン指導です(うゎ、こわ。)

一通りやりましたが、最初にしてはまずまずの出来。(ホッ。)


聞けば、

「実習前に篠崎先生に怒られるといけないから、
 先週末、もう一人の実習生とみっちり2時間練習しました。」

とのこと(俺って、どんなんよ。)


確かに、私も前々から

「自分の中ではもう完璧と思えるレベルで模擬授業に
 臨むように。
 間違っても教案見ながらやるなんてことのないように。」

とは言っていましたが、それにちゃんと答えてくれて
いるようで、ちょっと安心しました。


実は、私が実習でこころがけていることは、
「学習者でできるところまでは、学習者にやらせる。」
ということです。


実習生は、昨年私の「日本語教育概論」の授業で、
パワーポイントスライド2500枚分の講義資料で
(このメルマガの合格道場と同じです。)
日本語教育に必要な知識はすべて学習しています。

また、前期の「日本語教育実習指導」では、
教材分析、教案作成、模擬授業を通じて
授業に必要なスキルはすべて身につけたはずです。


だから、後期の実習授業では、最初から手取り足取り
教えるということはしません。


「先生、私は初級の読解授業は初めてです。
 どうやったらいいですか。」
「そもそもあなたに授業経験なんてないでしょ。
 初級の指導法も、レベル別読解指導法も去年の概論で
 やったんだから、後は自分でやりなさい。」
 (↑一応笑顔で言ってます。)


「先生、私は絵が苦手です。絵カードを書かなくてもいいですか。」
「ダメです。絵の描き方は去年の概論でやりました。
 教材論でもやりました。実習指導でもやりました。
 もう一回、一から受講し直しますか。」
 (↑この辺は、とぼけた顔で言ってます。)


ですが、こうやって
「学習したことをできるようにするのは、学生の責任。」
という軸をしっかり持って指導すると、
実習生は、自ずと自分で考え行動するようになります。

結果、私は実習生の努力だけでは及ばない部分を
ピンポイントで指導すればいいと。

実習生もそれなりに苦労して下準備をしてきた分、
プロからの指摘を素直に吸収することができる。


まさに「啐啄同時(そったくどうじ)」


これは、日本語の授業でも同じで、

「未習事項(知識・スキル両方)はしっかり指導する。
 でも、既習事項を再生するのは学習者の責任。」

という軸をしっかり持って指導すると、
学習者のほうも、

「あの先生は、勉強したことを忘れると
 結構きついツッコミを入れてくるから、
 しっかり復習しておかないとやばい。」

となって、なかなかいい緊張感を保つことができます。
もちろん学習効果も高まります。

なにより、学習者を自律した言語使用者に
育て上げることができます。


徹頭徹尾手取り足取りというのは、
親切なようで、実はあんまりよくないんですね。

ご参考までに。


      ……そうやって、みんな巣立っていくわけさ。

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【ワープロと手書きを使い分ける。】

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今日も実習生相手に教案の2回目のチェック
をしました。

私は、教案は手書きで書かせるようにしています。

以前はワープロ書きも認めていたのですが、
やっぱり手書きさせる方がいいと思い、
そのようにしています。


どうして教案作成を手書きにこだわるかというと、
その方が、細かな修正やちょっとしたメモ書きが
簡単にできるからです。

メモ書きが多くなれば、小さい字で書けばいいし、
隙間がいびつでも、その場の工夫でいくらでも書ける。


「それぐらい、別にワープロでもできますよ。」

という人がいて、たしかにできるのはできるのですが、
ワープロだと文字の大きさを変えたり、限られたスペース
に収めるための設定がいちいち面倒です。

実際、手書きの時ほどスピーディにできる学生は、
まずいません。
(少なくとも、私の周りには。)

また、小さな字でも簡単に書けるということは、
思考の跡を簡単に文字に残せるということでもあります。


さらに、手書きだと書く内容をしっかり確認しながら
思考の速度と同じスピードで書いていきますが、


ワープロだと、思うが早いか、タッタカタッタカ文字化
されていきます。

どうかすると、1/3も書かない所で入力候補が出てきて、
Tabキーを押して入力完了。

入力した後に内容を確認するからいいじゃないか
という方もいると思いますが、

内容を吟味するには、やはり短いかなと思います。


そう考えると、
文書の見た目の出来上がりのよさや、
短時間にパパッと作成する場合には、
ワープロ書きがよく、


多少時間がかかってもいいから、
見た目よりも、内容の吟味に重きを
おいたものの場合には、手書きのほうが
いいようです。


教案作成も、出来上がりの美しさは
正直どうでもよく、

それよりも、授業内容をしっかり吟味しているか
どうかがとても大切なので、やはり手書きのほうがいい。


「今どき手書き?」

と思われるかもしれませんが、

手書きとワープロを効果的に使い分けながら、
クリエイティブな活動をする方がほよど
マルチメディアです。


皆さんは、どんな時に手書きで書きますか。
そこでは、手書きの特性が活きていますか。

ちょっとだけ振り返ってみてもいいかもしれません。


            ……と、ワープロで書いてみる^^。

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【即調べる。】

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私が担当している授業「日本語教育実習」では、
来週から3週間の実習期間に入ります。

朝9時から昼14時半まで、月曜日から金曜日まで、
日本語教育研究センターに張り付いて、
授業見学と教壇実習(初級2回、中級1回)を
みっちりこなします。


今年の実習生は2名。
しかも2人とも留学生。

ただ今、第1回目の教壇実習に備え、
教案を作成しているところです。

担当は、『みんなの日本語II』第39課。
1人は文型「ので」の導入
もう1人は読解活動。

今日も学生が教案のチェックを受けにやってきました。
1人あたり約1時間半ほど。


その中でとても気になったのが、実習生の
調べのツメが甘いということです。


例えば、初級の授業では特に教師の発話における
語彙のコントロールがとても重要です。

教師の言葉の中に、学習者の分からない
語彙や文型が入っていると、
学習者は途端に訳が分からなくなるからです。


だから、初級の教案を作成するときには
教師の発話をすべて教案上に記述し、

未習語彙や未習文型がないか、逐一チェックしなければ
なりません。

しかし、実習生はそれが徹底できていない。


私  :ここで『楽な』という言葉が出てるけど、
    この言葉はもう勉強しているの?
実習生:え??あっ、たぶんしてると思います。
私  :いやいや、たぶんじゃなくて、ちゃんと調べなさい。
実習生:すみません。まだでした。



それから、こんなこともありました。


私  :この「乘る」って字、簡体字じゃない?
実習生:えっ? あっ、私もなんかおかしいなぁって
    思ってました。
私  :おかしいと思ったら、すぐ調べなさい。
    しかも初級の漢字じゃないか。
    学習者に見つかったら、
    「先生換えてください。」って言われるよ。
実習生:すみません。


当然といえば当然ですが、授業で学習者に
いい加減なことを教えることは許されません。

また、授業中に教師が調べものをすることはできません。
調べている間、授業がストップしてしまうからです。

だから、授業準備の段階で少しでも「???」と
思ったことがあれば、とにかく納得いくまで徹底的に
調べておく必要があります。


教材を隅から隅まで注意深く検討し、
授業でどんな質問や誤用が起きても、
たいていのことには対処できるように
しておかなければならないのです。

その注意深さ(言い換えれば教材分析能力)、
そして即調べる探究心とスピード感が、
授業準備ではとても大切です。


実習生には、まずこの感覚をしっかり身につけて
もらいたいと思います。


皆さんも、「未来の師匠」を目指して
今からこの感覚を身につけてくださいね。


            ……調べる習慣って、ほんと大事です。

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【実は海外の日本語教育のほうがずっと進んでいることもある。】

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先週末、学会出席のため韓国に行ってきました。

会場は、サイバー韓国外国語大学。

今年新校舎ができたばかりで、今回の学会は
いわば、そのこけら落としといったところでした。

16もの会場に、口頭発表134人。
日本の学会でも、これほどの規模はそうそうありません。


このサイバー韓国外国語大学は、名前の通りサイバー大学。
つまり、授業のほとんどをネット上で行う大学です。

韓国には、こうした大学が10以上あります。

サイバー韓国外国語大学では、ネットで日本語の授業も
行なっています。

今回の学会でも日本事情教育のeラーニングコンテンツを
使った授業実践の報告がありました。


日本で撮影した動画をうまく編集し、講師の解説動画も
盛り込んだ、なかなか手の込んだコンテンツでした。

また、受講生の授業評価もかなり高かったとのことです。


さらに、私が発表した会場では、
香港と会場をgoogle+というテレビ電話システム
でつないだ発表もありました。

こういうのは、日本ではちょっと見たことがないですね。


「日本語教育といえば、日本。」
「日本語教育の水準は、どの分野においても日本がトップ。」

そう思っている方も多いと思います。

しかし、必ずしもそうではありません。

少なくとも、ICTに関しては韓国のほうがはるかに
上を行っています。


韓国に限らず、海外の場合リアルな日本が圧倒的に少ない分、
現地の日本語の先生は、できるだけ「日本」や「日本語」を
リアルに感じてもらうよう、さまざまな工夫をします。

例えば、「駅の切符の買い方」1つにしても、

日本であれば、
「じゃあ、みんなで近くの駅の改札口に行ってみましょう!」
で済みますが、


海外であれば、Youtubeで動画を探して見せたり、
券売機を模した教材を作って練習してみたり、

マメ知識などを調べて、「よびだし」を押したら、
券売機の横がパカッと開いて駅員が出てくる
みたいなことを紹介したり。

その結果、日本ではそんなに必要としないスキルでも
海外ではものすごく重要なスキルとして身についたり
するわけです。


その典型的なのがICTスキル。
簡単に言うと、インターネットを使いこなすスキルです。


例えば、遠隔授業というと、ほんのちょっと前までは
結構高価なシステムを導入しなければならなかったし、

導入しても、双方の機械の相性が悪ければ、うまく
動かないこともしょっちゅうあったわけですが、

今では、googleのアカウントさえあれば(これ無料。)
google+サービスを利用することで、手軽にしかも無料で
遠隔授業を実現することができます。

海外では、このgoogle+で日本語の遠隔授業をする
といったこともあります。

当然、教師もそれを使いこなすスキルを身につけなければ
なりません。

少なくともICTに対していちいち抵抗感を感じているようでは
デジタルネイティブな学習者を満足させることはできないのです。


ここで、私たち日本で活動する日本語教師が考えなければ
ならないことは、

そういうマルチメディアな日本語の授業を
受けて来日した外国人が、

日本の伝統的で古典的な対面式授業を受けたら、
はたしてどう感じるか、ということ。


どう感じるか、ちょっと考えてみてください^^



                ……危機感、持ちましたか?

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【システムを見直す。
     −「年払い」「年払い購読者紹介システム」開始!】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
http://www.mag2.com/m/0001242750.html
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かねてよりお知らせしてきました

1.一括支払から年払いへの変更
2.年払い購読者紹介システム

の件ですが、

やっとサイトアップが完了しました。\(^o^)/パチパチパチ


年払い申込ページはこちらです。

購読料年払い(年間購読)のご案内
http://www.kanjifumi.jp/kyoshiyosei/osusumekoza/ikkatsu.htm


試験勉強を途中で挫折させない一番の方法は、
途中でやめられない状況に自分を追い込むこと。

そう考えれば、年払いはとても有効な選択肢だと思います。


そして、年払い購読者紹介システムですが、
基本的には以下のような流れになります。


1.貴方様がお知り合いの方に本メルマガの
  年払いページを紹介する。

  年払いページ
  http://www.kanjifumi.jp/kyoshiyosei/osusumekoza/ikkatsu.htm

  その際に、お知り合いの方に
  「『紹介者』の欄に私の名前をフルネームで書いてね。」
  という。

2.お知り合いの方が1の通りに年払いを申し込む
  と同時に購読料を指定口座に入金する。

3.私からお知り合いの方に申し込み完了のメールを
  送るとともに、貴方様に紹介料振込先口座を
  メールで問い合わせる。

4.私が貴方様の口座に紹介料を振り込み、完了。


いかがでしょうか。


これまで本メルマガは、主に私が運営するサイトと
「まぐまぐ」様のサイトでご紹介してきました。


ですが、これまでも

「そんなサービスがあるなんて、知らなかった。」
「もっと早く知っていたら、こっちのサービスを選んだのに。」

というお声をよくいただきました。

やっぱりサイトだけの広報だと限界があるんですね。


ですので、もし皆さんの周りに本メルマガのような
サービスをお探しの方がいらっしゃったら、
ぜひご紹介いただければと思います。

ご紹介1人当たり1,000円をお支払いいたします。

月に2人ご紹介いただければ、その月の貴方様の
購読料は十分ペイできる計算です。
(それはさすがにしんどいか。)


ただし、このシステムをご利用いただけるのは
すでに一括支払をしたことがある方か、
facebookグループ「チーム篠研」に入られている方
に限ります。

ですので、ぜひこの機会に「チーム篠研」ご入会も
あわせてご検討ください。


というわけで、私は金曜日から日曜日まで
韓国に学会発表に行ってきます^^。
(もちろん金曜日はしっかり配信しますよ。)

発表資料はまだできてないでーーす(苦笑)

そのうちなんとかなるんじゃないかと思います(笑)



              ……明日は入試だというのに。。。

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【システムを見直す。
     −年払い購読者紹介システムの対象枠を拡大します!】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
http://www.mag2.com/m/0001242750.html
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かねてよりお知らせしております

1.一括支払から年払いへの変更
2.年払い購読者紹介システム

の件ですが、

サイトのアップが今月6日あたりになりそうです。

アップし次第、サービスを開始いたします。

申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。


それで、1点だけ変更。

今までの年払い購読者紹介システムのご案内では、


1.本メルマガで年払い(一括支払)をしていただいている
  読者の方が、

2.新たに年払い読者をご紹介いただいた場合に
  (つまり、成約につながった場合に。
   ですので「まぐまぐ」新規登録は対象外です。)

3.紹介していただいた方に1000円の紹介料をお支払いする

というものでしたが、


1の枠に、さらにfacebookグループ「チーム篠研」のメンバー
の方々も対象に含めることにいたしました。

理由は、「チーム篠研」に入られている方は、
当然ですが本メルマガの読者であるということと、

個別に連絡が取れるからです。

(しかも、「チーム篠研」は本メルマガ退会後も
 メルマガOBとして在籍し続けることができます。
 なので、退会後も紹介システムが利用できます。)


ただし、「まぐまぐ」で月払い購読をなさっていらっしゃる方は
残念ながら、年払い購読者システムをご利用になることができません。

というのは、まぐまぐのシステムの関係上、
私のほうでは、個々の読者の方のお名前はおろか
入会・退会の状況が把握できないからです。
(分かるのは、登録者数のみ。)


「じゃあ、『チーム篠研』に入ればいいんじゃん。」

と、早い話がそういうことですので、
ぜひこの機会にご入会ください(笑)。


以上が、システムの変更点でした。


この紹介システムの一番の目的は、

・日本語教師になりたい。
・日本語教育能力検定試験に合格したい。
・日本語教育の知識を深めたい。

と思いながらも、

・通学する時間や経済的余裕がない。
・既存の通信講座は自分には合わない。
・海外なので情報が入手できない。

といった悩みを持つ方々に対し、本メルマガを通じて
お手伝いすることです。

(できればそういう悩みを、この世から完全に解消したい。)


ですので、こうした悩みを持っている方が皆さんの回りに
いらっしゃったら、

ぜひこの紹介システムをご利用頂ければと思います。


               ……よろしくお願いいたします。

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【自分とちょっとだけ違う立場の方と接する。】

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まずは、かねてよりお知らせしております

1.一括支払から年払いへの変更
2.年払い購読者紹介システム

の件ですが、

サイトのほうの準備がまだできていないため、
申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。


さて、私は昨日、一昨日と京都に行ってきました。


日本語教育振興協会主催「日本語教育セミナー」に
参加するためです。

そこで、日本語学校の校長・主任レベルの先生方31名
の前で講演をしてきました。

タイトルは
「21世紀の日本語教育
  −e-learningや反転授業等のキーワードから考える」


参加なさっている先生方は、とても意識の高い方ばかり。

院生の時にお世話になった当時の校長先生にも
十数年ぶりにお会いしました。(緊張しましたよ。)


参加者の方々は、予想以上にe-learningに対する
興味・関心が高いと感じました。
(数年前とは、随分違います。)


中には、

「本校は企業からの研修生も受け入れているのですが、
 今の対面式の授業だけではもう限界です。
 何とかe-learningを活用して教育の効率化と
 仕組み化を実現したい。」

といった先生もいらっしゃいました。


よくよく考えれば、こういうことは、
多くの日本語学校が抱えている問題ではないかと
思います。


というのも、日本語学校は大学と違って、
相手にする学習者が実に多様だからです。

大学であれば、基本留学生だけですが、


日本語学校は、
留学生もいれば、ビジネスマンもいる。
日本人の配偶者の方もいれば、短期滞在の外国人も。
技能実習生も企業からの研修生もいたりします。


それぞれニーズも日本語のレベルも大学とは比較にならないほど
多様なんですね。


そういう学習者を相手に、現有の教員だけで対応しようとしても
おのずと限界が出てくる。

どうやってもクラス編成に無理が出るわけです。


今回の講演では、私の構築したeラーニング教材を紹介しながら、
eラーニングを現場に導入するとどんなメリットがあるか、

どのくらい教育の幅が広がり、また、差別化が図れ、
さらに新たな市場の開拓につながるか。


そして、e-learning教材を活用した代表的な教育スタイル。
さらに、実際にe-learningコンテンツを作る基本的な手順。

そう言ったことをお話させていただきました。


私が作ったe-learningコンテンツは、
もともと大学で使うために構築したものですが、

実は、構築したコンテンツはもちろんのこと、
作り上げるまでのノウハウや販売までの手続きも含めて、

大学とはちょっと事情の異なる日本語学校のほうこそ、
実は、応用が利くんじゃないかと感じた次第です。


自分のサービスを必要としている人は、
必ずしも自分がターゲットとしている顧客層だけではない。

今回の出張では、そういう気づきを得ることができました。


そう考えると、
自分とちょっとだけ立場の違う人と接するというのは、
自分のサービスの可能性を広げるいいチャンスだと思います。

何かの参考になれば。



          ……またなんかやりたいことが増えてきた。

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【教育サービスを定期的に見直す
   −一括支払から年払いへ&年払い購読者紹介システム導入】

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週末、検定試験を受験なさった方。
お疲れ様でした。

4時間に及ぶ試験。
(休憩時間も入れると7時間ぐらい。)

本当にお疲れ様でした。

私も去年受験しましたが、
でも、意外とあっという間だったかな。


ところで、本メルマガのサービスの
見直しを検討しています。

タイトルにもある通り、
1つは一括支払から年払いへの変更です。


現在は、年度末で区切って一括払いにしています。

ですが、本メルマガは1年でコンテンツを一巡しますので、
年度の途中から購読なさった方にとっては、
支払方法が途中で変わったりして、若干不便です。

そこで、今後は年払いに変更していきたいと考えています。

つまり、いつでも年間の一括支払をお申込みいただける
ようにするということ。

年払いにすると購読を始めた時から学習を始め、
期間が終了する1年後には、検定試験の全出題範囲を
まるっと学習したことになります。(便利!)


ですが、そうすると今一括支払をなさっている方の中には、

「途中から始めたから、購読していない月のみ一括支払したい。」

という方もいらっしゃるかと思います。(ごもっとも。)

そういう方には、こちらから個別にご連絡させていただこうか
と考えています。

いかがでしょうか。


そして2つ目は、年払い購読者紹介システムの導入です。

これは、今まで一括支払をしていらっしゃった方、
あるいは、これから年払いをなさる方を対象に、

新たに年払い購読者をご紹介いただいた場合、
紹介者に成約1人当たり1000円の紹介料を
お支払いするというものです。

私にとってもメリットがありますし、
読者の方にとっても、2か月で3人ご紹介いただければ
購読料がほぼペイできるわけですからメリットは
大きいと思います。


ただし、支払対象はあくまで今まで一括支払をして
いらっしゃった方か、これから年払いをなさる方。

しかも、月購読ではなく年払いの成約につながった場合
のみです。


というのも、「まぐまぐ」登録者の方のお名前や
いつから登録しているのかといったことを
こちらで把握することができないからです。

また、実際に一括支払(年払い)をなさった方でないと
なかなか紹介できないだろうと思います。

もちろん、一括支払(年払い)の期限が終了した後も、
ご紹介いただければ、その都度紹介料をお支払いすると。


以上は、まだ構想段階ですが、
近々ご案内できるようにしたいと思います。

ひとまず、一括支払の受付は当面ストップさせて
いただきますね。

ご意見・ご質問等ありましたら、メールにて
ご連絡ください。
(本メルマガからの返信メールでできます。)


このように自分の教育サービスを定期的に
見直すというのは、やはり大事なことかな
と思います。


     ……読者の方にもわずかながらお小遣いになれば。

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【2011年までを振り返ってみる。―時事問題対策(その3)】

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さて、「振り返ってみる」シリーズ最終回。


今日は、
「2011年までを振り返る。」

この年は、東日本大震災のあった年。
日本中が本当に大変な年でした。

ただ、日本語教育関係の目立った施策は
特にありません。

そこで、今回は、
リーマンショックがあった2008年から
2011年までを振り返ってみたいと思います。

では、早速見てみましょう。

2008年
・福田内閣、「留学生30万人計画」発表。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/07/08080109.htm

・インドネシアからEPA外国人看護師・介護士受け入れ開始。
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/other21/


2009年
・フィリピンからEPA外国人看護師・介護士受け入れ開始。
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/other07/index.html


2010年
・多文化共生推進協議会、「多文化共生社会の推進に関する提言」提出。
 http://www.pref.aichi.jp/kokusai/kyogikai/youbou/youbou220730.pdf

・日系定住外国人施策推進会議、「日系定住外国人施策に関する基本指針」
 「日系定住外国人施策に関する行動計画」発表。
 http://www8.cao.go.jp/teiju/guideline/pdf/fulltext.pdf
 http://www8.cao.go.jp/teiju/guideline/pdf/fulltext-koudo.pdf

試験に出そうなテーマが目白押しですね。
チェックしておきましょう。
 

いよいよ今週末、試験ですね。

試験といっても特別なことはありません。

今までやってきたことを、そのまま出せばいいのです。

「試合は稽古の如く、稽古は試合の如く。」

平常心で臨めば大丈夫です。

皆さんのご検討を祈ります。

頑張ってくださいね^^


             ……合格メール、待ってますよ^^。

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【2012年を振り返ってみる。―時事問題対策(その2)】

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さて、前回に引き続き「振り返ってみる」シリーズ。


第2回の今日は、
「2012年を振り返る。」

前回同様、関連サイトもあげておきますので、
一通り目を通しておいてくださいね。


では、早速見てみましょう。


3月
・財団法人海外産業人材育成協会(HIDA。「ハイダ」と読む。)誕生
 http://www.hidajapan.or.jp/
 (財)海外技術者研修協会(AOTS)と財団法人海外貿易開発協会(JODC)が
 合併。


5月
・高度人材に対するポイント制による優遇制度の導入:入国管理局
 http://www.immi-moj.go.jp/newimmiact_3/index.html
 今回の日本語能力試験N1対策も大いに関係があります。


7月
・新しい在留管理制度スタート:入国管理局
 http://www.immi-moj.go.jp/newimmiact_1/index.html
 ポイントは4つ。上のサイトでしっかり押さえておきましょう。


8月
・日本語教育国際研究大会 名古屋2012:日本語教育学会
 http://www.nkg.or.jp/icjle2012/
 私も行きました。重要度は低いですが、一応押さえておきましょう。


9月
・平成23年度「国語に関する世論調査」について:文化庁
 http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/h23_yoronchosa.pdf
 いつもの記述対策。そして、社会言語学対策としても。


この年は、出来事としてはそう多くはありませんが、
特に入管関係は重要ですので、目を通しておきましょう。


次回は、2011年。

そして、検定試験超直前。

体調管理だけは、万全にしてくださいね。



            ……今はあまり無理をしないようが得策。

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【2013年を振り返ってみる。―時事問題対策】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
http://www.mag2.com/m/0001242750.html
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さて、試験も今週末に迫ってきました。
いよいよカウントダウンですね。

今の時期、一番心配なのは時事問題では
ないでしょうか。


そこで、今回は直前に1点をもぎ取るべく、
時事問題対策として、3回にわたり
ここ最近の日本語教育のさまざまな出来事を
振り返ってみたいと思います。


第1回の今日は、
「2013年を振り返る。」

関連サイトもあげておきますので、
一通り目を通しておいてくださいね。


では、早速見てみましょう。
(なお、月内の順番は順不同です。)


4月
・「日本語指導が必要な児童生徒の受入れ状況等に関する調査
 (平成24年度)」の結果について:文部科学省
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/04/1332660.htm
 2年に1度の調査。公立校に在籍する日本語指導が必要な
 児童生徒数は27,013人


5月 
・平成24年度日本語教育実態調査について:文化庁
 http://goo.gl/fp8gBK
 日本語教育機関、日本語教師数、ともに過去最多。

・日本語指導が必要な児童生徒に対する指導の在り方について
 (審議のまとめ):文部科学省
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/05/1335783.htm
 日本語指導を「特別の教育課程」として位置付けた点に注目。


6月
・入国管理局電子届出システムがスタート:入国管理局
 http://www.immi-moj.go.jp/i-ens/index.html
 在留外国人の所属機関による届出を、ネットで行うシステム。


7月
・2012年 海外日本語教育機関調査 速報値発表:国際交流基金
 https://www.jpf.go.jp/j/japanese/survey/result/survey12.html
 世界の学習者、過去最高の398万人。

・海外における日本語の普及促進に関する有識者懇談会
 「議論の総括と政策提言」の提出:外務省
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press6_000488.html
 懇談会発足は今年3月。500万人を目標に様々な提言がなされました。


9月
・平成24年度「国語に関する世論調査」について:文化庁
 http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/h24_yoronchosa.pdf
 記述対策としても重要。要チェック。


以上のうち、調査報告書関係はしっかり押さえておきましょう。

前回調査より増えたのか減ったのか、そして実数。
これがポイントです。


また、新たな動きとして
「日本語指導が必要な児童生徒に対する指導の在り方について」(5月)と
外務省の懇談会(7月)をあげることができます。

両方とも一通り目を通しておきましょう。


次回は、2012年。

この年も、いろいろありました(特に入管関係)。

どうぞお楽しみに。



             ……それにしてもいろいろありますね。

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【日本語教育能力検定試験で得た知識に無駄な知識はない。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
http://www.mag2.com/m/0001242750.html
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日本語教育能力検定試験の準備、
着々と仕上がっていますか。

今まで、半年、1年、あるいはそれ以上、
この試験のためにしっかり準備をなさって
来たことと思います。

あともう少しですね。
頑張ってください。


ところで、インターネットを見ていると、時々、

「こんな知識、現場に立ってから本当に
 必要なんですか。」とか、

「今年出題されたこの問題、
 問題のための問題で、教師になっても
 きっと使わないよね。」

といったコメントを見ることがあります。


結論から言いますと、検定試験の出題範囲、
そして、実際に検定試験に出題された問題で
現場に不要なものは何1つありません。

すべて重要です。


これは、私が17年日本語教師をやってきて、

そして改めて本メルマガを通じて検定試験の
解説をやってきて、断言できることです。


本当に日本語教育能力検定試験で得た知識で
現場にとって無駄な知識というものはありません。

すべて何らかの形で、役に立ちます。


確かに、

「ある教師にとっては現場に立っても
 あまり使わない知識だった。」

ということはあるかもしれません。

でも、それはそれだけ日本語教育という分野が
多岐にわたっているということです。

ですが、だからいらないと切ってしまえば、
そこで1つの可能性を自ら切ってしまうことに
なります。(もったいない。)


例えば、大学で教鞭をとっている私にとって
技能実習生に対する指導方法というのは、
直接的には関係ないかもしれません。

じゃあ、そういう知識は知らなくてもいいのかというと、
実は決してそんなことはありません。

なぜなら、多方面の日本語教育事情を知ることによって
自分のフィールドを広げる可能性が出てくるからです。


「日本語教育史を勉強したって、
 現場の教育には全く関係ない。」

という方がいますが、決してそんなことはありません。


日本語教育史を勉強することによって、

「むやみやたらに留学生受け入れても、
 しっかりとした受け皿がなければ
 あとでいろいろトラブルが起こる。」とか、

「同じ轍を踏まないためには、
 こんな時、こうしなければならない。」とか、

実にさまざまな教訓を、実に生々しい事例を
通して学ぶことができます。


繰り返しになりますが、
日本語教育能力検定試験で得た知識で
現場にとって無駄な知識というものはありません。
(むしろあれだけでは足りないくらい。)

いつか必ず役に立ちます。

だから、試験当日まではもちろんのこと、
試験が終わっても、

貪欲に日本語教育学を学んでいただきたいと思います。

何よりも、自分のためなので。


      ……というわけで、私も勉強。終わりません。

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【体調管理も実力のうち。】

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試験日が、刻一刻と近づいていますね。

大型台風が日本を通過していますが、
皆さんの地域は大丈夫ですか。


さて、別府はここ2〜3日、ちょっと肌寒いです。
特に朝晩は、ジャケットを着てちょうどいいぐらい。

先週まで半袖ノーネクタイのクールビズでしたが、
ここにきてようやく秋らしくなってきたかなといった感じです。

こういう時、やっぱり気をつけたいのが体調管理。

試験を控えた皆さんは、当然気をつけていらっしゃる
と思いますが、
(まさか、暴飲暴食とかしてないですよね^^)

今一度、体調管理に気をつけましょう。

規則正しい生活をする。
帰宅後は、手洗いとうがいをする。
湯冷めや寝冷えをしないように気をつける。
暴飲暴食は控える。


当たり前のようですが、
当たり前のことと当たり前のように淡々とできる人が、
何事においてもきっちり成果を出す人です。


後は、試験日まで淡々と復習。

倦まず弛まず焦らず、平常心。

試験日まで、しっかり体力を温存してくださいね。



       ……というわけで、私もこれから温泉で“温存”。

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【日本語や日本語教育って、やっぱり素晴らしいって思いませんか。】

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本試験まで2週間切りましたね。
受験勉強の仕上がり具合はいかがですか。


試験直前。

ここまで来たら、後はご自身の流儀で
知識を仕上げていくだけです。

頑張ってくださいね。


さて、私とfacebookでつながっている方は
よくご存じかと思いますが、
(お友達になりたい方は、ぜひリクエストを。)

私は、今年中に温泉名人になるべく、
今月から別府のいろいろな温泉を
毎日回っています。


「毎日温泉に行って、出費がかさまないんですか。」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
そこは温泉のメッカ別府。

今回っている温泉は、すべて入浴料100円か無料かお賽銭。

別府には、そんな温泉が表泉家だけでも約50あります。
(「表泉家(おもてせんけ)の説明は、またおいおい。)

さすが、温泉県おおいた。


実は、私は別府に来て14年目ですが、
今まで別府の温泉をこんなふうに回ったことなど
ありませんでした。

それまでは、お気に入りの温泉に気の向いたときに
行く程度。

思えば、実にもったいない。

というわけで、14年目にして別府のよさを
改めて感じている今日この頃です。


翻って、検定試験の勉強をしている皆さんも、
それまでは、日本語や日本語を話す外国人を
あまり気にしなかったのが、

検定試験の勉強を通じて、

「へぇ、日本語ってこういう仕組みなんだ。
 なんてシステマティック!」
とか、

「日本語の授業って、こんなにたくさんの
 知識とスキルの上に成り立ってるんだ。すごいな。」
とか、

「ということは、日本語がうまい外国人の友達も
 日本語の授業でいろいろな日本語を
 今まで勉強してきたんだ。すごい。」
とか、

いろいろな気づきを得てきたのではないかと思います。


そういうのを、改めて振り返ってみると、

日本語や日本語教育って、やっぱり素晴らしいなぁ
って思いませんか。


日本語教育を知るまでは、何気なく使っていた日本語が
実は、複雑でシステマティックなルールにきっちり
従って動いている。


何気なく普通に日本語で会話する外国人の友達は、
実は、ずっと前にある日本語教師からかなを学び、
その後もいろいろな日本語教師から日本語を学んで
今に至っている。

そんな友達も含め、世界には日本語を学ぶ学習者が
398万人いるわけです。


そして、あなたもこの世界にもうすぐ飛び込むことに
なるわけです。
(もう飛び込んでいらっしゃる方も^^)


試験まで、あと2週間。

試験に合格して、晴れて日本語教師になって、
この素晴らしい日本語を、素晴らしい指導で、
たくさんの学習者に伝えている自分の姿を
ありありと想像してみてください。

……。


いかがですか?
やる気、出てきました?

もうゴールはすぐそこです。
もうひと踏ん張り。

頑張ってくださいね。
応援しています。

           ……明日も、温泉行こうっと^^

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【地元の外国人の数をタイプ別に調べてみる。】

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自分が住んでいる地域に、いったいどれくらいの
外国人が住んでいるのか、パッと答えられますか。


「我々の日常生活において、外国人は
 もはや特別な存在ではない。」

なんて文章をあっちこっちで見ますが、

では、実際にどれくらいの外国人が自分の地域に
住んでいるのか改めて聞かれると、
意外とわからないのではないでしょうか。


ですが、日本語教師たるもの、これぐらいの数字は
しっかり把握しておくべき。

なぜなら、これがあなたの地域のマーケットを
表す数字だからです。
(つまりは、マーケットリサーチってやつですね。)


というわけで、私の住んでいる大分県はどうかというと、


◆外国人登録者数 10,118人(平成23年)

  法務省在留外国人統計(平成23年):11ページ目
  http://www.moj.go.jp/content/000103719.pdf

 結構多いなぁ。


◆留学生数 3,873(平成23年)

  日本学生支援機構
  平成23年度外国人留学生在籍状況調査結果
  8.地方別・都道府県別留学生数
  http://www.jasso.go.jp/statistics/intl_student/data11.html

 前年より300人以上減少。
 別府大学も留学生数減ってきてるし。。。


◆日本語指導が必要な外国人児童生徒数 35人(平成24年度5月1日)

 文部科学省
 「日本語指導が必要な児童生徒の受入れ状況等に関する調査
  (平成24年度)」の結果について」:12ページ目
 http://goo.gl/8r37Be

 在籍学校数が21ですから、典型的な散在地域ですね。
 別府市にも困っている児童、保護者、教員が絶対いるはず。


◆技能実習生(1号イ・ロ)数 549人(2011年)

 JITCO
 「第3-16表 都道府県別・在留資格別 JITCO支援外国人
  技能実習生(1号)・研修生人数」
 http://www.jitco.or.jp/about/data/y-trainee.pdf

 大学にいると、こういう方たちはほとんど見ないんだけど
 いったいどこで日本語講習を受けているのだろうか。


上記以外にも、
外国人ビジネスマンとか日本人の配偶者など
さまざまな在留資格を持つ外国人がたくさん
いらっしゃるわけですが、とりあえず今回はここまで。


検定試験でも、在留外国人に関するいろいろな
統計値が出題されますが、

試験のためにピンとこない数字を
ただただ丸暗記しても意味がない。


であれば、
自分の住む地域まで落とし込んで見れば、
自分にとって意味のある数値になりますし、

日本語教師として、地域に貢献できそうなことが
いろいろ見えてくる。

そこから翻って、日本全国の統計値に目を向ければ、
また新たな気づきがあるのではないかと思います。


皆さんも、試験勉強の合間に(というか、今でしょ。)
自分の地域について調べてみてください。

その数値の中には、将来あなたから日本語を学ぶ外国人が
いるかもしれません。


                 ……いますね、絶対。

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【インタラクションが活発な授業を実現する基本的な秘策。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
http://www.mag2.com/m/0001242750.html
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よく教壇実習の時などでは、
学習者とのインタラクションを活発に
することが強調されます。

これは本当に大事なことで、
どんなに強調してもしすぎることはありません。


インタラクションのチャンスを教案の
段階からしっかり授業の中にちりばめる
というのも、授業設計では重要なことですし、

学習者の反応に応じつつ、しかも
学習内容を豊かにするように話を
発展させていくというのも、
かなり高度な技術です。


インタラクションがうまくいくかどうかで
その授業が生きもするし死にもする。

学習者とのインタラクションがいつでも
臨機応変にできるようになれば、
教師としても充分一人前と言っても
いいかもしれません。

それぐらいインタラクションというのは重要で、
しかも奥が深いものだと思います。


ただ、これから日本語教師になろうという方、
あるいは、これから実習をしようとする方が、
いきなりそんな高みを目指すというのも
なかなか難しい。


そこで、その前にインタラクションが活発になる
素地を作るための基本的な秘策をご紹介します。


難しくありません。とても簡単です。


それは、
「話すときは、必ず学習者の目を
 見ながら話す。」

ということと、

「学習者が喋っているときは、
 その学習者の目を見ながら聞く。」

ということ。


簡単ですね。


でも、始めの頃は意外と徹底できて
いない人が多いようです。


「準備したことをこなすので精一杯。」
「学習者を直視するのが怖い。」

そんな思いがあるからか、あるいは心にゆとりがないからか、
意外とできてない人が多いようです。


ですが、学習者をちゃんと見なければ、
ちゃんと学習者を見ていないということが、
ちゃんと学習者に伝わります。

そしたら、学習者は話そうと思うでしょうか。


試に、自分の実習風景のビデオを
見直してみてください。

「うっ!」と思う瞬間があると思います。

でも、それがあなたの成長のきっかけです。


「話すときは、必ず学習者の目を
 見ながら話す。」

ということと、

「学習者が喋っているときは、
 その学習者の目を見ながら聞く。」

ということ。

頭の隅に置いておいてくださいね。


                        ……私も注意しよっと。

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【文字カードの最適サイズは?】

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文字カードとは、厚手の紙に「書きます」とか
「親切な」といった単語を書いたもので、

初級の授業、特に文型練習の時によく使う教具です。

例えば、動詞の活用を練習するときに文字カードを
パッパッパと見せながら、口頭で学習者に練習させる。

このパッパッパとフラッシュのように見せるところから
フラッシュカードとも呼ばれています。


で、この文字カード、10枚ぐらいの束を片手で持って、
もう片方の手でじゃんじゃん繰っていくわけですので、
程よいサイズに作るというのが、結構重要です。


縦幅が広すぎると、繰りにくくてスピーディに
扱うことができません。

かといって、縦幅が小さいと文字も小さくなってしまって
教室の後ろの方の学生は字が見えません(特に、漢字のルビ。)


では、どれくらいの大きさがいいか。


もちろん、決まった大きさがあるわけではないので
皆さんそれぞれでいいと思いますが、

私の場合は、縦9cm×横20cmがベストです。


縦が10cmになると、とっても扱いにくい。
1cm違うだけで、全然違います。

また、横も20cmより短くなると、例えば「散歩します」
とか「手伝います」といった、ちょっと長いことばが
書きにくいですし、

20cmより長くなると、繰るのにやはり扱いにくい。


縦9cm×横20cmのサイズの上部1.5cm〜2.0cmぐらいの幅
は漢字のルビを書くスペースとして残しておいて、
その下の部分にできるだけ大きな字で書く。

そうすると、20人教室の最後列からでも字がよく見えます。


「これから実習なんだけど、どれくらいの大きさで
 作ったらいいかな。」

と迷っている方。

縦9cm×横20cmで作ってみてください。

ちょうどいいと思います。

ついでにマグネットシートを適当な大きさに切って
文字カードの裏面に貼ると、

黒板やホワイトボードにピタッと貼れるので
活用のルールを説明するときなど、とても便利です。

お試しください。


               ……初級授業、懐かしいな。

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【日本語教育能力検定試験の「基礎項目」とは。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
http://www.mag2.com/m/0001242750.html
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日本語教育能力検定試験の出題範囲には、
「基礎項目」というものが設定されています。

これは、平成23年度の出題内容の一部改定の際に
新たに設定されたもので、

一言で言えば、検定試験で優先的に出題される項目
という意味です。

日本語教育能力検定試験の実施団体である
日本国際教育支援協会のサイトをご覧ください。

http://www.jees.or.jp/jltct/range.htm


「じゃあ、基礎項目だけべんきょうすればいいじゃん。」

と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、
それは違います。

「基礎項目」以外の項目もそれなりに出題されるので、
やはり全範囲に亘って学習しておかないと、
合格は難しいというのが現実です。

つまり、「基礎項目」の部分は、他の項目にも増して
念入りに学習しておく。

そう考えるのが正解なんですね。

そういう眼で今月のスケジュールを見てみると、
どうでしょう。

http://www.kanjifumi.jp/kyoshiyosei/nafl2.htm

なんと、オール「基礎項目」。

1か月間すべて「基礎項目」というのは、
5月と6月、そして10月の3か月だけなんですね。

しかも、今月は試験月。

つまり、今月を超重要学習月間。
気合を入れて勉強しましょう!


というわけで、今回は、気分を盛り上げるべく
以前にもご紹介した私の検定試験合格証書をご紹介します。

http://kanjifumi.up.seesaa.net/image/gokakusyo.jpg

去年とったもので、結構立派な証書です。


1日1回これを見ながら、

「私もいつかこれを手にしてみせる!」

そう思って頑張ってください。

合格したら、絶対合格メール送ってくださいね。

応援しています^^


              ……勉強は、夢をもって。

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「篠研の日本語教育能力検定試験対策」の記事一覧です。

【本ブログをご覧の皆様へ】

こんにちは、篠崎です。
さて、これまでメルマガの記事を本ブログにアップしてきましたが、
「必要な..
>>【本ブログをご覧の皆様へ】の全文を読む

【在留外国人統計データに目を通す。】

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【コンセプトを見直す。―コラム名変更。】

最近、本メルマガ新体制化に向け、以下の3つの
準備を進めています。

1.コラム名称の変更
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【変更事項は必ずメンバー全員で共有する。】

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【考え得るあらゆる事態を想定し、できうる限りの対策を立てる。】


【円滑な対人関係を保つために心がけるべき3つのこと(その1)。】


【問題点を明確にする質問。】

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【すべては「いいえ、どういたしまして。」を言うために。】


【部屋の中に神聖な場所を作ってみる。】

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【自分のサービスの対象を広げてみる。】

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【上級のクラスで初級の言い回しを使っていないか。】

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【1年を振り返る。
 −2013年ご愛読ありがとうございました。&今年の10大ニュース。】


【徹底的にディテールにこだわる(後編)。】

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【徹底的にディテールにこだわる(前編)。】

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【検定試験の結果から、今までの試験勉強を振り返る。】

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【テーマに沿った言葉を集めてみる。】

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【徹底的にやったことは、体が覚えている。】

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【早く反応する習慣を身につける。】

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【顧客との意識のずれを定期的にチェックする。】

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【喋らないクラスを喋らせるには。】

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【同じ学生に同じ指導を700回言えるか。】

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【授業準備のレベル。】

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【例外に注目する。】

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【素直さは吸収力。】

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【日本語学習に「スタンプラリー」を導入してみる。】

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【「教科書を教える」レベルに陥っていないか。】

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【学習したことをできるようにするのは、学生の責任。】

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【ワープロと手書きを使い分ける。】

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>>【ワープロと手書きを使い分ける。】の全文を読む

【即調べる。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
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>>【即調べる。】の全文を読む

【実は海外の日本語教育のほうがずっと進んでいることもある。】


【システムを見直す。
     −「年払い」「年払い購読者紹介システム」開始!】


【システムを見直す。
     −年払い購読者紹介システムの対象枠を拡大します!】


【自分とちょっとだけ違う立場の方と接する。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
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>>【自分とちょっとだけ違う立場の方と接する。】の全文を読む

【教育サービスを定期的に見直す
   −一括支払から年払いへ&年払い購読者紹介システム導入】


【2011年までを振り返ってみる。―時事問題対策(その3)】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
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【2012年を振り返ってみる。―時事問題対策(その2)】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
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>>【2012年を振り返ってみる。―時事問題対策(その2)】の全文を読む

【2013年を振り返ってみる。―時事問題対策】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
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【日本語教育能力検定試験で得た知識に無駄な知識はない。】


【体調管理も実力のうち。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
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>>【体調管理も実力のうち。】の全文を読む

【日本語や日本語教育って、やっぱり素晴らしいって思いませんか。】


【地元の外国人の数をタイプ別に調べてみる。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
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>>【地元の外国人の数をタイプ別に調べてみる。】の全文を読む

【インタラクションが活発な授業を実現する基本的な秘策。】


【文字カードの最適サイズは?】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
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【日本語教育能力検定試験の「基礎項目」とは。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
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