留学生による自作紙芝居読み聞かせ(5)「授業2日目(後編)留学生、実はやる気満々」

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プロフィール

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名前:篠崎大司(1971年生まれ)
出身:愛媛県
性別:男
職業:日本語教師(別府大学准教授)
ウェブサイトURL:http://www.kanjifumi.jp
一言:日本語教師というのは、本当におもしろくてやりがいのある仕事だと思います。

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留学生による自作紙芝居読み聞かせ(5)「授業2日目(後編)留学生、実はやる気満々」

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「あのね、相手は子どもだからね。笑顔で、やさしく読んであげてください。そして、子どもの目を見て、話しかけるように読んでください。」


 そういって、ちょっとだけ実演してみせました。すると、スリランカの留学生が下からなめあげるような言い方で、


「むかしねえ、あるところにねえ、おじいさんとねえ、おばあさんがねえ、いたんですよう。」


 大爆笑。クラスのボルテージは一気に沸点!


 朗読する面白さを全員に体感させたところで、今度は絵本の作成に向けて誰がどんな昔話を書くか、分担を決めます。


 今回のクラスは、中国12名、台湾1名、スリランカ1名、バングラディッシュ1名。


 基本的には自国の昔話を書くのですが、このままだと中国一色となり面白くありません。


 それぞれのグループも中国人以外の学生が1人いるかいないかです。


 そこで、グループのメンバーのうち1人(中国人学生)は他の外国人の知り合いにかけあって、中国以外の外国の昔話を来週までに調べてくるよう指示しました。


「先生、どれくらい書きますか。」

「読み終わるころには子どもが寝るくらい。あまり短いと『お兄ちゃん、もっと読んで、もっと読んで。』ってなって大変だから。」


「なるほどー。」

 一同関心する。


「先生、『三匹の子ぶた』知ってますか。」

「知ってるよ。っていうか、それ、中国の話じゃないじゃん。」


「先生、『うさぎとかめ』は?」

「それ、日本にもある。せっかくだから、日本人が知らないような話を書きましょう。」


 こうして、それぞれが何の話を書くか(あるいは調べてくるか)を決めて、今日の授業は終わり。


 ところで、別府大学には同じキャンパス内に附属幼稚園があります。この授業の2日後に園長先生から、読み聞かせをしてもいいという許可をいただきました。


 いよいよ、来週は実際に園児に混じって読み聞かせをします。果たしてどうなることやら。

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