2007年08月21日

ホントは簡単!会話の授業(2)「苦手克服の鍵はシンプルな授業パターン」

 今回は取り急ぎ。


 前回は、テキストとある程度距離を置くことが、会話の授業を成功させる上で大切なポイントであると書きました。


 実際、テキストに集中すると、学習者はテキストの文字にとらわれてしまい、会話どころではなくなってしまいます。


 テキストを伏せて学習者同士の会話活動に行こうとしても、学習者は何かにつけテキストに頼ろうとするので、やっぱり会話が続かない。


 そう考えると、こと会話の授業に限っていえば、学習者にテキストを持たせるというのは、あまりそぐわないのかもしれません。


 「ただでさえ、会話の授業が苦手なのに、その上テキストまで取り上げられたら、どうしていいのかわからない。」


 確かにそうです。では、どうするのか。


 結論から言えば、頼るべきはテキストではなく、授業パターンです。


 「どんなテーマでも、このパターンに沿ってやれば、授業の準備もスムーズだし、授業そのものもうまくいく。」


 そんな授業パターンを持つことが、とても重要だと思います。


 しかも、できるだけシンプルなもの。(基本はシンプル。これ鉄則!)


 シンプルな授業パターンを持っておけば、何よりも「これに頼れば大丈夫。」という安心感・心のゆとりが出てきます。


 心にゆとりが出てくると、少しずつアドリブが出るようになってきます。


 シンプルであればシンプルであるだけ、その指導方法をマスターするのも早い。


 一定の技をマスターすれば、また心にゆとりが出てきて自分なりに工夫しようとします。


 その工夫が授業でハマれば、喜びに変わる。


 好循環です。


 つまり、さっさと必勝パターンを身につけるということが、とても大切なのです。


 では、その必勝パターンとは何か?


 イメージは、「ハードル競走」です。


 「あれ? 障害物競走じゃなかったの?」


 すみません、こっちのほうが適切な比喩です。


 今日はここまで。


 時間のある方は、下の参考文献をパラパラパラっと見ておいてください。


 ◇   ◇   ◇


さて、次回の「ホントは簡単!会話の授業」は、・・・


 (3)「ハードル競走って”なんちゃってOPI”」です。


 どうぞ、お楽しみに。


参考文献:
『OPIの考え方に基づいた日本語教授法―話す能力を高めるために』

『ACTFL‐OPI入門―日本語学習者の「話す力」を客観的に測る』


posted by kanjifumi at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 授業−私のやり方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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