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プロフィール

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名前:篠崎大司(1971年生まれ)
出身:愛媛県
性別:男
職業:日本語教師(別府大学准教授)
ウェブサイトURL:http://www.kanjifumi.jp
一言:日本語教師というのは、本当におもしろくてやりがいのある仕事だと思います。

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最後の一振りが本当の成長をもたらす

 今日も剣道に行ってきました。


 朝から雨が降って道場もかなり蒸し暑く、握った竹刀もずしりと重い。


 うぅぅ…。


 この時期の練習は肉体的にも精神的にも本当にきついものがあります。


 それだけに、しっかり練習すれば非常に粘りのある剣道を身につけることができます(と、勝手に思っています。)。


 実は、剣道は体力よりも精神力が要求される競技。


 だいたい1本とられる時というのは、こちらの集中力が切れた瞬間を相手に狙われた時です。


 そんな時は、相手が来ているとわかっていても、どうすることもできません。


 私のような若手が60すぎの先生にかかっても歯が立たない理由がそこにあります。


 そういうわけで、どれだけ集中力を維持するかが剣道ではとても重要になります。


 では、どんな稽古をすれば集中力の切れにくい剣道を体得することができるか。





 剣道の練習方法に「打ち込み稽古」というのがあります。(本当はもっと苦しい「かかり稽古」というのがあるのですが、本道場の大人の部ではそこまでしません。)


 打ち込み稽古とは、15秒から20秒と時間を短く区切って、その間ひたすら相手に激しくかかっていく、それを何回か繰り返す練習方法のことです。


 しかも、この練習はだいたい稽古の締め、つまり一番きつい時にすることが多いのです。


 ところが、この稽古、ただ練習をこなしたからといって強くなるわけではありません。


 この稽古で最も大切(だと私が個人的に思っている)のは、20秒たって交代の合図が鳴った瞬間に、すかさず体制を整えて気合のこもった渾身の面を決めるということです。


 苦しい稽古の、一番苦しい時。自分を精神的に追い込んで追い込んで、一番気持ちの切れやすい瞬間、渾身の面をしっかりと打つ。


 ここまでやりきるかどうかで、稽古の質、つまり精神的に強くなれるかどうかが全然違ってくるのです。


 実は、私もなかなか会心の面は打てませんし、それ以前に自分を追い込みきることもままなりません(よわっ!)。本当に厳しく難しい稽古です。


 それでも、これをしっかりやらないと粘りのある剣道は体得できないので、自分なりに果敢に挑戦しています。


 おかげで、気持ちの切れが少なくなり、少しずつですが地稽古(試合練習)でいい技が出るようになりました。


 ……。


 ……振り返ってみれば、仕事も同じかな、と思います。


 余裕に満ちた中で仕事をしても、なかなかいいアイデアなんて浮かぶものではありません。


 苦しい条件の中で自分を追い込んで追い込んで、なかなか上手くいかなくて、それでも気持ちを切らないで仕事に取り組み切った末に、突破口が開けるのだと思います。


 そう考えると、自分の実力以上の仕事を与えてもらえるというのは本当にありがたいことだと思います。


 成長するきっかけを与えてもらえたということですから。


 みなさんは、どう思いますか?

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