今日は中級クラスで作文の授業をやってきました。
別府大学の日本語課程では、中級クラス以上になると作文の時間に一方でテキストを使用しながら、もう一方でレポート作成指導を行っています。
各学科からそれぞれ課題を出してもらい、それに沿って指導をしていくわけです。
そして、学期末に『中級クラスレポート集』なる冊子を作り、学生はもちろん関係学科にも配布しています。
学生たちは、かなり苦労しながら書きますが、一期かけて一本、完成度の高いレポートを作成、冊子となって手許に残るので、評判はなかなかいいようです。
私の場合、ただだらだらと自分の意見を書かせるのではなく、段落構成や各段落の文章のパターンなど、かなり制限を加えて書かせています。
例えば、タイトルは以下の4パターンのどれかで書かせています。(文系ならだいたいこの4つで足ります。)
・「○○とは何か」
・「○○と△△はどう違うのか」
・「○○はなぜ◇◇なのか」
・「○○と◎◎の関係」
そして、全体の構成は以下のようにし、それぞれの文章のパターンをパワーポイントを使いながら指導しています。
0.はじめに
1.本論
1−1.先行研究
1−2.(本論)
2.おわりに
参考文献
これでだいたい2000字ぐらいをメドに書かせているわけです。
こういうのを”パラグラフ・ライティング(pragraph writing)”とかガイデッド・ライティング(guided writing)”とかいうのでしょうか。(個人的には成果さえ出れば名称はどうでもいいです。)
今のクラスは、ようやく先行研究を書き上げた段階。(ちなみに今日は久しぶりにテキストの問題をやりました。)
学生はとにかく一つ一つ四苦八苦。先行文献の表紙を開くだけでも気が重たそうなのです。(日本語難しいからねえ。)
でも、そんな姿を見るたびに、「学科に上がったらすべて自分一人でやって、成績を出さなければならないんですよ。今のうちにしっかり書く方法を身につけなさい。」と発破をかけています。
この活動のポイントは、学生にレポートを書き上げる感触をつかんでもらうこと。
書き上げれば、今までの苦労が一気に自信へと反転します。
最後まで頑張ってほしいと思います。
また、ちょくちょく報告しますね。
▽ ▽ ▽
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2007年05月17日
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