【変更事項は必ずメンバー全員で共有する。】
メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
http://www.kanjifumi.jp/kyoshiyosei/nafl.htm----------------------------------------------------------------------
前回から大学入試センター試験業務を通じて得た
学びを紹介しています。
今回は、
「変更事項は必ずチームで共有する」
センター試験に限ったことではありませんが、
プロジェクトを進めていると、途中で方針が
変更になるということは、よくあります。
そして、切羽詰まった時間の中で即断即行するあまり
変更事項に直接関わるメンバーだけがそのことを共有し、
2次的に関わる(あるいは担当外の)メンバーは
そのことを知らないままになってしまう。
そういうことも意外と多いものです。
ですが、2次的に関わる(あるいは担当外の)メンバー
であっても、変更事項は必ず共有しておかなければなりません。
なぜなら、メンバー以外の人に尋ねられた時に、
間違った情報を提供してしまうことになるからです。
なので、毎朝、朝会の場で変更事項や確認事項を
メンバー全員で共有するというのは非常に重要な
ことなのです。
このようなことは、一般企業に勤められている方にとっては
至極当たり前の話でしょうし、
多くの日本語学校(あるいは大学別科も?)においても
日常的に行われていることではないかと思います。
(私が以前勤めていた日本語学校では、毎日朝会がありました。)
ところが、大学で毎日朝会を行っているところというのは
ほとんどないのではないでしょうか。
教員は自分の授業にだけ専念すればいいというのが普通ですし、
どうかすると所属組織もバラバラだったりします。
(大学人は、基本一匹狼ですから。)
せいぜい週に1回会議を開く程度。
普段はそれでもいいかもしれませんが、いざという時には、
「変更事項は必ずメンバー全員で共有する」仕組みを
業務の中にしっかり組み込んでおくということが大切です。
皆さんのところは、できていますか?
……“チーム一丸”の肝ですね。
日本語教師をめざす方、現職日本語教師の方のための
無料メールマガジン
日本語学校(専任、非常勤)・大学で行なってきた日本語教育・教員養成の経験をもとに、日本語教師として日々成長するためのヒントをお届けします。
篠研の“日々成長する教師”