発音練習に無関心だった学習者が
一気に本気になった驚愕の指導法とは?
教師がモデル発話を繰り返し言って示しても……
……やっぱりダメなんです。
■発音の癖がどうしても抜けない学習者、いますよね。
例えば、イントネーション一つとっても
文節ごとに尻上がりな韓国人学習者。
全体的に不安定な中国人学習者(四声の影響か?)。
そんな学習者に、みなさんならどう指導しますか?
■モデル発話を示して、リピートさせる。
テープを聞かせながらシャドーイング(最近流行ですね。)。
確かにそれも有効な手段です。
■でも、もっと根本的なところに問題が潜んでいることも
あります。
■それは、そもそもモデル発話と自分の声がどう違うのか、
学習者自身がよく分かっていないということ。
■だから、中には(何度注意しても)
「自分の発音はそんなにおかしくない。」
「少なくとも、言いたいことは通じる。」
と思っていたりします。
■なぜ、そのように過大評価してしまうのか。
それは、彼らが自分の声を聞いたことがほとんどないからです。
彼らは、モデル発話を彼らなりに正確にリピートしていると
思い込んでいるのです。
■だからいくら言っても、結局は
「日本語の先生だから。ちょっと神経質なだけだ。」
と思われたりするのです。
■そこで、私は授業で時々彼らの発音を
ボイスレコーダーに録音し、
モデル発話を聞かせた後、改めて自分たちの声を聞かせます。
■そうすると、大抵の学習者は自分の発音を聞いて、一瞬
愕然とします。
でも、この上なく説得力のある指摘だし、
これ自体、新鮮な体験であることもあって、
自分の発音に対する関心が一気に高まります。
そして、本気で直そうとします。
■教師が100回モデル発話を提示するよりも、
口酸っぱく誤用を指摘するよりも、
よっぽど効果があります。
一度試してみてください。
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