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プロフィール

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名前:篠崎大司(1971年生まれ)
出身:愛媛県
性別:男
職業:日本語教師(別府大学准教授)
ウェブサイトURL:http://www.kanjifumi.jp
一言:日本語教師というのは、本当におもしろくてやりがいのある仕事だと思います。

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【考え得るあらゆる事態を想定し、できうる限りの対策を立てる。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
http://www.kanjifumi.jp/kyoshiyosei/nafl.htm
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昨日、一昨日と本学では大学入試センター試験が
行なわれました。

私も、スタッフとして参加させていただき、
たくさんの学びをいただきました。

そこで、今回は予定を変更してそこで得た学びを
皆さんと共有したいと思います。


センター試験といえば、全国一斉、同じ時間帯に、
同じスケジュールで行なわれる試験。


志願者数560,672人。
試験場693か所。
(詳しくは、大学入試センターホームページで。
 http://www.dnc.ac.jp/


試験時間が1秒でも確保できなければ、直ちに
試験時間延長措置が取られ、

その内容は、即座にメディアを通じて日本全国に
知れ渡ってしまうという、

それはそれは大変厳密でかつ緊張度の高い試験です。

何といっても、受験生にとっては人生を大きく
左右する試験。


私たちも、全受験生に公平かつ静穏な受験環境を
提供するために、何か月も前から準備をし、
全力で事にあたります。


そして、その目的を遂行するために大変重要なのが、

「考え得るあらゆる事態を想定し、
 出来得る限りの対策を立てる。」

ということ。


例えば、

・試験に遅刻した受験者が出たらどうするか。
・試験中受験者がトイレに行きたいと言ったらどうするか。
 一人の場合と複数人出た場合にどう対処するか。
・試験中受験者が貧乏ゆすりをして周りに迷惑をかけたらどうするか。
・試験中受験者が鼻血を出して、答案用紙が汚れたらどうするか。
・もし試験中に問題訂正が出たらどうするか。
・障害者や別室受験者に対してはどう対応するか。

といった基本的なことから、


・試験中停電が起きたらどうするか。
・雪が降って公共交通機関のダイヤが乱れたらどうするか。
・試験中、地震が起きたらどうするか。
・リスニング試験で機器に不具合が出たらどうするか。

といった万に1つの事態まで。


ありとあらゆる事態を想定し、その1つ1つに
対応マニュアルを作成し、スタッフの間で共有する。

ということが、極めて必要になってきます。


特に、ここ数日問題になっているノロウィルス。

幸い、今年はそういった事例は出なかったようで
本当によかったですが(ホッ。)、

・もし試験中に嘔吐者が出たらどうするか。

というのは、周囲の受験者にも多大な影響を与えるため、
細心の注意と対策、起こった場合には迅速かつ的確な
対応が必要です。

「私はノロウィルス対応の専門家ではないので。」

といった言い訳は当然ながら通用しません。

そういった見えない敵に対しても事前に対策を
立てておかなければいけないわけです。

センター試験というのは、本当に大変な試験なんですね。


しかしながら、考えてみれば、こうしたリスク対策の姿勢は
何もセンター試験に限ったことではなく、

普段の職場や生活においても、そしてもちろん
日本語教育能力検定試験対策においても共通する
ことではないでしょうか。


・試験中知らない用語が出たらどうするか。
・聴解試験で聞き逃したらどうするか。
・記述問題にあまり時間がさけなかったらどうするか。
・移動中公共交通機関にダイヤの遅れが出たらどうするか。
・昼休みに現地で昼食がとれなかったらどうするか。
・試験会場が寒かったらどうするか。


すべての事態を想定することも、
また全ての事態に対して的確な対策を取ることも
確かに限界はありますが、

考え得るあらゆる事態を想定し
出来得る限りの対策を立てることを
日々心がけるだけでも随分違う
のではないかと思います。

何かの参考になれば。


             ……とにかく無事に済んでよかった。

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