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プロフィール

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名前:篠崎大司(1971年生まれ)
出身:愛媛県
性別:男
職業:日本語教師(別府大学准教授)
ウェブサイトURL:http://www.kanjifumi.jp
一言:日本語教師というのは、本当におもしろくてやりがいのある仕事だと思います。

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【即調べる。】

メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」より。
http://www.mag2.com/m/0001242750.html
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私が担当している授業「日本語教育実習」では、
来週から3週間の実習期間に入ります。

朝9時から昼14時半まで、月曜日から金曜日まで、
日本語教育研究センターに張り付いて、
授業見学と教壇実習(初級2回、中級1回)を
みっちりこなします。


今年の実習生は2名。
しかも2人とも留学生。

ただ今、第1回目の教壇実習に備え、
教案を作成しているところです。

担当は、『みんなの日本語II』第39課。
1人は文型「ので」の導入
もう1人は読解活動。

今日も学生が教案のチェックを受けにやってきました。
1人あたり約1時間半ほど。


その中でとても気になったのが、実習生の
調べのツメが甘いということです。


例えば、初級の授業では特に教師の発話における
語彙のコントロールがとても重要です。

教師の言葉の中に、学習者の分からない
語彙や文型が入っていると、
学習者は途端に訳が分からなくなるからです。


だから、初級の教案を作成するときには
教師の発話をすべて教案上に記述し、

未習語彙や未習文型がないか、逐一チェックしなければ
なりません。

しかし、実習生はそれが徹底できていない。


私  :ここで『楽な』という言葉が出てるけど、
    この言葉はもう勉強しているの?
実習生:え??あっ、たぶんしてると思います。
私  :いやいや、たぶんじゃなくて、ちゃんと調べなさい。
実習生:すみません。まだでした。



それから、こんなこともありました。


私  :この「乘る」って字、簡体字じゃない?
実習生:えっ? あっ、私もなんかおかしいなぁって
    思ってました。
私  :おかしいと思ったら、すぐ調べなさい。
    しかも初級の漢字じゃないか。
    学習者に見つかったら、
    「先生換えてください。」って言われるよ。
実習生:すみません。


当然といえば当然ですが、授業で学習者に
いい加減なことを教えることは許されません。

また、授業中に教師が調べものをすることはできません。
調べている間、授業がストップしてしまうからです。

だから、授業準備の段階で少しでも「???」と
思ったことがあれば、とにかく納得いくまで徹底的に
調べておく必要があります。


教材を隅から隅まで注意深く検討し、
授業でどんな質問や誤用が起きても、
たいていのことには対処できるように
しておかなければならないのです。

その注意深さ(言い換えれば教材分析能力)、
そして即調べる探究心とスピード感が、
授業準備ではとても大切です。


実習生には、まずこの感覚をしっかり身につけて
もらいたいと思います。


皆さんも、「未来の師匠」を目指して
今からこの感覚を身につけてくださいね。


            ……調べる習慣って、ほんと大事です。

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