会話の授業は障害物競走?

だから日本語教師はやめられない
アルク『用語集』著者が贈
る検定試験対策通信講座

 教育歴17年のプロが、圧倒的低価格で、徹底的に講義します。
今年こそ、検定試験に合格しませんか。
詳しくはこちら

プロフィール

image1.jpg

名前:篠崎大司(1971年生まれ)
出身:愛媛県
性別:男
職業:日本語教師(別府大学准教授)
ウェブサイトURL:http://www.kanjifumi.jp
一言:日本語教師というのは、本当におもしろくてやりがいのある仕事だと思います。

多文化共生と日本の生活に関する「いろは」が満載!
いろはロゴ.png

会話の授業は障害物競走?

 会話の授業が苦手な方って、結構多いようですね。

 ブログを見ていると、「どうしたらいいのか、全く謎だ。」という方もいらっしゃいました。


 そこで、今回は私のやり方をご紹介します。


 基本は「タスク先行型」、つまり、いきなりロールプレイをやらせて、そこで出た学習者の誤用や言いたいことが言えない状況(こういうのを「言語的挫折」と言います。)にあわせて、必要な語彙や文型・表現を指導していくというやり方です。


 私の場合、タスクの途中途中にハードルを作って、それを乗り越えられるかどうかで学習者の会話力をみることにしています。例えば、……


 タスク:「友人をカラオケに誘ってください。」

(A:学生、B:教師)

A:○○さん、今日カラオケに行きませんか?
B:いいですねえ。
  あ、でも、今日アルバイトがあります。(←ハードル)
A:え!じゃあ、明日は?
B:あした?あしたは大丈夫です。
  あ、でも、おかねがありません。(←ハードル)
A:だいじょうぶですよ。あのカラオケ屋は500円ですから。
B:そうですか。いいですねえ。
  あ、でも、私日本の歌はわかりません。(←ハードル)
A:いいですよ。歌わなくてもいいです。
B:そうですか。よかった。
  でも、私お酒はダメです。(←ハードル)
A:大丈夫。ジュースがあります。
B:そうですか。じゃあ、いきましょう。。(←ゴール)


 授業では、最初に教師×学習者でやって、学習者がつまづくたびに「この時、なんと言いますか。」と問いかけ、語彙や文型を導入しながら談話を作っていきます。


 その後、ペアで会話練習をさせます。


 このやり方だと、タスクのレベルを調節することで大体の学習者に対応できますし、会話の試験も採点しやすくなります。


 まさに日本語の障害物競走やあ!(彦摩呂風)


 試してみてください。


 ちなみに会話の授業にお困りの方は下記書籍の一読をおすすめします。本当にいい本です。

日本語教師をめざす方、現職日本語教師の方のための
無料メールマガジン

日本語学校(専任、非常勤)・大学で行なってきた日本語教育・教員養成の経験をもとに、日本語教師として日々成長するためのヒントをお届けします。
篠研の“日々成長する教師”
『合格するための用語集』
アルク

最頻出キーワードを徹底マスター
私篠崎「言語と教育」担当しました。


最近の記事

検索


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。