【得手に帆を上げて】

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プロフィール

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名前:篠崎大司(1971年生まれ)
出身:愛媛県
性別:男
職業:日本語教師(別府大学准教授)
ウェブサイトURL:http://www.kanjifumi.jp
一言:日本語教師というのは、本当におもしろくてやりがいのある仕事だと思います。

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【得手に帆を上げて】

メルマガ日本語教師篠崎大司研究室〔有料版〕より。
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私は、瞬発力はありません。

小学校(4年ぐらいかな)のときの50m走の記録は、
たしか12秒か13秒台です。

100mではありません。50mです。

中学に入ると、少しはましになりましたが、
でも、やっぱり短距離は苦手でした。
(ちなみに、球技も基本苦手です。)


私は、実は作文が苦手です。

高1のとき、夏休みの読書感想文を出さなかったばかりに
現国の先生を激怒させ、1か月間、現国の時間だけ
廊下で勉強しましたことがあります。

吹きすさぶ廊下は、確かに寒かったですが、
「作文書くよりましか。」
と思って、むしろ喜んで自分の机を
廊下に出していました。


それから、私は、実は人と話すのが
あまり得意ではありません。

たぶん、もともとアドリブの利く
性格ではないからでしょう。
(頭が固いんですね。)

なので、聞き手に回ることが多いです。


この他にも、私の苦手なことは数知れず
ありますが、


そんな苦手意識だらけ(あるいは欠点だらけ)
の私が、唯一何か誇れるものがあるとしたら、

それは、「持久力」「継続力」です。
(まあ、半分以上は思い込みですが。)


子どもの頃、
短距離走は苦手でしたが、長距離走は得意でした。


メルマガを配信し続けて、長いものだと
もう6年になります。


中学で始めた剣道は、未だに試合では
ちっとも勝てませんが、
もうかれこれ20数年です。
(途中ブランクがあったので。)

大学時代の剣道部の同期の中で
今も続けているのは、私ともう一人(たぶん)。

今年の夏は、五段の昇段を目指しています。


そうやって、今までの自分を振り返ってみて、

「自分には、いわゆるセンス的なものはないけれど、
 持久力・継続力はそれなりにあるな。」

と思い、

(続けたことで、何か優れた結果を
 残したわけではありません。
 ただ、続けただけです。
 悲しいですが、ここがポイントです。)


「そんな自分が、日本語教育の中でどうやって
 自分の立ち位置を定めていくか。」

「続けることで、確実に成果に結びつく研究分野は何か。」

を考えて、出した結論がブレンディッド・ラーニングの
開発研究でした。


ブレンディッドラーニング研究の基本は
学習コンテンツの開発です。

これを開発しなければ、何も語れません。


しかし、これがまた、果てしなく地味で単調な
作業が延々と続きます。


例えば、私が開発した日能試N1対策の
文法コンテンツは、1コマ90分×13回分
のコンテンツですが、

コース全体で文法問題が約1,000問。

すべてが四肢選択なので
選択肢のフィードバック原稿が4,000。

これを、地道にコツコツ作っていかなければ
ならないわけですから、

一人でやろうとすれば、それなりの
持久力や継続力がなければできません。


だから、
「自分がやるならこの分野しかない。」
と思ったわけです。


そう思ってからの約5年は、土日祝日も
ほぼすべて返上してコンテンツ開発に没頭しました。
(というか、性格上、没頭できた。)


おかげで、今は学習コンテンツを3コース構築し、

授業準備ほぼ0でありながら、学習者からも喜ばれる
そんな授業が実践できています。

また、その様子をネットで紹介することによって、
海外からも目を向けていただけるようになりました。

今は、これまで作ったコンテンツのリニューアル版を
科研費などをいただきながら構築しているとともに、

さらなる新しいコンテンツ開発に取り組んでいます。

自分の中である程度ノウハウ的なものができたので、
開発スタッフの方々に、おおかたの仕事を
お願いできています。


自分は持久力・継続力はあるという、
(ほとんど思い込みですけどね、念のため。)
得手に帆をあげたからこそ、ここまで来れたと思います。


日本語教育は、ますますその多様性を増しています。


それは一見、とても面倒なことのようではあるけれども

逆に言えば、必ずどこかに自分の性に合った分野がある
ということでもあります。


試験勉強をする中で、自分の得手は何かと自問しつつ、

「日本語教育の中で自分の得手を最高に活かせられる形
 は何か。」

を時々考えてみてはいかがでしょうか。


リアルに考えた分だけ、未来への準備に
つながるのではないかと思います。

             …今回も長く書いたな。

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